「キノコ」といえば焼いても蒸しても似ても美味しく食べられる上、低カロリー低糖質の食品としても知られる万能食だったりします。高級食材の松茸から食卓に並ぶ機会の多い椎茸までたくさんの種類がありますが、そんな「キノコ類」を激ウマ化してしまうレシピが話題になっております。
オイルなしでキノコ類を焼く!
キノコ類は「オイルを引いて炒めながら塩を振る」のを一回やめてみて、オイルなしの中華鍋で炭にならない程度に強火で焼いて仕上げに塩を振るのが美味しいと気づいてからずっとそう
— アカシアの雨 (@hinemosu_notari) November 25, 2019
強火で焼いて仕上げに塩を振る
「キノコ類」を激ウマ化する方法とは、実にシンプル!「オイルを引いて炒めながら塩を振る」という王道の調理法を捨てて、「中華鍋で炭にならない程度に強火で焼いて仕上げに塩を振る」だけ。はたしてそんなに簡単に美味しく仕上がるのでしょうか。
わざわざ中華鍋でと書いたのは、フッ素樹脂加工のフライパンは空焚きと強火が良くないからですhttps://t.co/xDkueLI89s
— アカシアの雨 (@hinemosu_notari) November 26, 2019
ちなみに中華鍋推奨なのは、フッ素樹脂加工のフライパンは空焚きと強火がよくないからだそうです。
実際に作ってみた
そんなわけで実際に作ってみて味をお伝えするにあたり、「まいたけ」「しめじ」「エリンギ」というキノコ三銃士を用意して挑みます。ちなみにまいたけとしめじはキノコ界の絶対王者「HOKTO」、エリンギは蒲鉾でお馴染みの「一正」という超一流メーカーのキノコにしました。素材の味を活かすには最高の素材を!
調理には中華鍋の代わりにスキレット(鋳鉄製の小型フライパン)を使うことにしました。直径15㎝しかないため、量は入りませんが味を確かめるのには十分です。油を使わずに強火で熱していきます。
熱伝導に優れたスキレットのため、強火で2分も炒めると焦げ目がついてキノコから水分が出てきました。ここで味付けのため塩を一つまみ。焼く前に比べて水分が出たせいかカサが少なくなったような気がしますが、これで完成です!
あっという間に完成!そして実食!
完成したキノコをゆっくり味わってみます。結論から言うと油を使った調理法よりも、キノコの風味と香ばしさを直に感じる調理法ですね。全部美味しかったのですが、3種類に順位をつけて食レポしていきます。
【3位】しめじ
コリコリした触感は間違いなく美味しいのですが、エリンギやまいたけと比較するとやや淡白なので第3位。しめじはバター焼きやキノコご飯にした方が長所を引き出せそうです。
【第2位】まいたけ
塩味がジャストフィット!絶妙なシャキシャキ加減で噛むたびに旨味が口の中に広がります。シンプルな味付けのため若干独特の風味がありますが、それが旨味だと感じられれば最高に美味しいです。人によってはこっちが1位になるかも。
【第1位】エリンギ
堂々の第1位はエリンギ!歯ごたえ、香り、クセのなさと3拍子揃っている上に程よい水分量で最高の状態です。エリンギはあまりクセがないので味付けがそのまま味に直結しますが、塩のみの味付けが素材の味を最大限に引き出せるような気がしました。文句なくおススメ!
勝手に順位をつけましたが、こちらは「オイル無し塩だけ」調理の順位です。味もあくまで「個人の感想」なので、好みによっては真逆の順位になる可能性もあります。
最後に比較のためにガスコンロのグリルで、日本酒とだし醤油を1:1で割ったタレを塗って、強火で両面を約10分直火焼きしました。こちらは「塩だけ調理」と比べると全体的に歯ごたえが増して醤油の焦げた風味も美味しいのですが、キノコの風味が醤油に負けるので、これはこれで好みがわかれそうです。
「オイルなし塩だけ」でキノコを調理してみて、キノコの風味と素材の味を最大限に引き出せることがわかりました。ご飯のおかずというよりは、日本酒やビールに合う「おつまみ」のような存在になるので、みなさんも一度試してみてはいかがでしょうか。
ウイスキー水割りとの相性も抜群でした!!
キノコといえば胃の中で成長するキノコもあるらしいので、よく噛んで食べるようにした方がいいのかもしれませんね。
画像掲載元:SS.ナオキ