東京を代表する下町の味、もんじゃ焼き。月島と言えば、有名なもんじゃストリートがあります。約80店舗のもんじゃ焼き屋さんが軒を連ねています。そんなもんじゃ焼きですが、実は「おこげ」月島本店前に、世界初の「冷凍もんじゃ自動販売機」(※以下、もんじゃ自販機)が登場しました。SNSでも騒然だったので、気になりさっそく月島へ足を運びました。一体どのような自動販売機なのでしょうか。
月島へ行ってきた
月島駅に到着しました。地上へ上がってみると、目の前にはもんじゃストリートがあります。雨のパラつく土曜日の朝10時頃来ましたが、まだもんじゃ屋さんは開店時間前だったので、通行人の数もまばらでした。
この下町の雰囲気、何だか落ち着きますよね。もんじゃ屋さん以外にも人気のメロンパン屋さんがあったり、書店やスーパーなどこの通りには、軒並みお店が並んでいます。
今回のお目当て世界初の「もんじゃ自販機」は、月島もんじゃ「おこげ」本店の前に設置されています。
あ、「おこげ」さんが見えてきました。楽しみ~。一体どのような自販機なのでしょうか。ドキドキ、ワクワクしながら、自販機の前へ……。
あっ、あった!
初対面の「もんじゃ自販機」。何だかとても感動します。両手を合わせたくなるほどの神々しいオーラを放っています。存在感あり過ぎじゃないですか。
もんじゃの味の種類は全部で5種類でした。どれも美味しそうですね。
◎明太子もちもんじゃ1400円
◎五目もんじゃ1300円
◎海鮮カレーもんじゃ1500円
◎豚キムチもんじゃ1200円
◎イカ墨もんじゃ1500円
冷凍もんじゃを購入してみた
筆者は迷いに迷って「五目もんじゃ」にしました。明太子もちもんじゃと豚キムチもんじゃは食べたことがあり、海鮮カレーもんじゃも何となく味の想像がついたので、食べたことのない「五目もんじゃ」を選択。イカ墨もんじゃも気になります。
お金を投入し、タッチパネルで番号を選択すると、商品が取り出し口から出てきます。
冷凍もんじゃだけあって、とても冷たいです。保冷バックに入れられていているので、多少持ち帰りの距離があっても大丈夫そうです。また、「もんじゃ自販機」の側面に、お買い物袋も掛けられていて自由に使えるので、エコバッグなど忘れてしまっても安心ですね。
筆者の自宅に着いたのが、このもんじゃを購入後……2時間以上かかりましたが、中身はどうなっているのでしょうか。溶けてしまっていないか不安になりながら、もんじゃセットを袋から取り出してみました。
袋の中身は、2時間以上常温だったのにも関わらずガチガチに凍っていて驚きました。袋の中身は意外とコンパクトにギュッと詰まっていました。これで約1.5人前だそうです。
◎銀色の袋に入ったもんじゃ具材(五目の場合)キャベツ、さつまあげ、麺、もち、豚バラ、豚ひき肉、げそ、紅ショウガ、青のり、花エビ、天かす、きりいか
◎ペットボトルに入りのもんじゃ出汁(ウスターソース入り)
◎もんじゃの焼き方と食材の説明書
◎ハガシ(もんじゃべら)2枚
◎青のり
ハガシが入っている気遣いがなんだか嬉しいです。「おこげ」さんの冷凍もんじゃを食べた記念にもなりますね。
食材はガチガチに凍っているので、調理をする前に具材の入った袋、だしのボトルは冷蔵庫で解凍するか、流水にあてよく解凍してから、作り始めてくださいと説明書の中に記載がありました。
筆者は流水にあて、解凍しました。
もんじゃを作ってみた
ホットプレートに油をひき、具材をのせて炒めます。その後ドーナツ状に土手を作り、ペットボトルに入りのもんじゃ出汁をよく振って土手の中に流し込みます。
美味しそうな良い香りが部屋中に充満しています。ここまでの工程も楽しいし、家でお店の味を再現されているもんじゃを食べられるなんて何て素敵なのでしょう。
もんじゃ出汁がグツグツしてきたら、混ぜ合わせて薄くのばし、青のりをかければ完成です。
とっても美味しそう~。早く食べたい気持ちもありますが、これまでの工程がさらに食欲を搔き立ててくれますね。それでは、いっただきまーす。
フーフー、あっつ、パクッ……モグモグモグ、うまぁぁ~い。これこれ!お店の味です。もんじゃ出汁がよく効いていて、旨味の塊です。ウスターソースの味がちょうど良くてすぐに次の一口を欲したくなる程です。キャベツのシャキシャキ感とさつまあげのプリプリ感、他の具材との相性も抜群で青のりの香りも引き立っていてヤバいウマさです。
大満足の美味しさで、あっという間に完食してしまいました。また、月島方面に行くことがあったら、お土産として購入していです。
世界初の冷凍「もんじゃ焼き自販機」。皆さんもぜひ訪れてみてくださいね。
設置場所はこちらです。
自販機と言えば、国道沿いにポツンと自販機、令和の時代に懐かしすぎるアレが売っていたも話題になりました。
Source:月島もんじゃおこげ月島本店