画面の中に並んでいるアルファベットの数は156個です。156個のアルファベットはすべて同じ文字に見えているかもしれませんが、実際には2種類の文字が並んでいるのです。使われているアルファベットは「B」と「R」の2文字ですが、画面上では見分けのつきにくいフォントを使っています。画面の中にある「R」は全部で5個です。あなたはすべての「R」を探し出すことができるでしょうか。
画面の中で使われている「B」と「R」の形を確認しておきましょう。
画面の中の「B」と「R」の形は大変良く似ています。2つだけの文字を並べている場合には、違いは歴然としており見間違えることはないでしょう。ところが、この2文字を複数個並べられるとなぜか同じように見えてしまいます。
複数個並べられているにも関わらず、瞬時に5個の「R」を見つけ出せる人がいるとしたら、その人の持っている注意力はかなり高いといっても過言ではないのではないでしょうか。
それでは、アルファベット「R」を見つけ出してください。「R」の個数は全部で5個ですよ。
「R」が1個、ここにありました。
見やすいように、文字「R」の文字色を赤色にして、赤色の円で囲みました。
別の「R」がここにありました。最初に見つけた「R」と同様に、文字色を赤色にして赤色の円で囲みました。
文字「R」を2個見つけ出しましたから、残りはあと3個です。もう見つけてしまいましたか。
3個目の「R」の文字色を赤色にして、赤色の円で囲みました。4個目と5個目の「R」はどこにあるのでしょうか。
4個目の「R」です。残りの「R」はあと1個です。うまく「B」の中に紛れ込んでいるようですが、もう見つけてしまっているでしょうか。
5個目の「R」を見つけました。
これですべての「R」を見つけ出すことができました。見つけてしまうと、どの文字「R」も、文字「B」と簡単に見分けがついてしまいます。なぜ最初に見た時には、見分けがつきにくかったのでしょう。不思議ですね。
最初の画面をもう一度見てみて下さい。「R」という文字がはっきりと見えてくるかもしれません。
似たような形をしている文字が並んでいるときに、短時間で特定の文字を見つけ出すのは簡単ではありません。同じ種類のパズルは、「パズルの記事」一覧 の中にもあります。