料理をしていて冷凍シーフードミックスを使うことがあると思うのですが、唯一の弱点である「縮み」に悩まされている方も多いのではないでしょうか。筆者も炒飯やパスタ等で使うこともありますが、やっぱり「縮み」には勝てないんですよね。そんな冷凍シーフードミックスの縮みを解消するライフハックがあるというので試してみました。
「シーフードミックス」を塩水で解凍するだけ
意外に「知らない」という人が多いのかもしれません。冷凍シーフードミックスは塩水で回答すると縮まないというのです!これは実際に試してみるしかありませんね!
一度縮んでから嫌になって二度と買うもんかと思ってた冷凍シーフード、本当に塩水で解凍したら縮まなくてたまげたまたひとつ良いこと知った。(今日は凍ったままのシーフードミックス1パック400gを水400mlに塩12gを溶かしたものにつけて1hで解凍した) pic.twitter.com/L2w4VFgC86
— おりえ (@orie13a) March 23, 2021
炒飯に入れてみたのですが・・
冷凍シーフードミックス、塩水で解凍したものと自然解凍したものを入れて炒飯を作ってみました。しかしここで問題発生!
分けて炒飯を作ると、どうしても炒め時間に差が出てしまうんです。つまり、正確に比較することが困難な状況に。
そんなわけで炒飯で比較するのを諦めることに・・・これはかなりのタイムロス。
仕方ないので、直接焼いて比較してみました
いちばんわかりやすい比較方法を考えた結果、フライパンで同じ時間焼くことで比較することにしました。まずは100mlの水に3gの塩を入れて作った「塩水」に60分ほど漬けて解凍します。それとは別に、ほぼ同じ大きさの冷凍シーフードミックスを比較用に自然解凍しておきます。
60分後・・・自然解凍&塩水解凍したシーフードミックスを中火で90秒焼くだけ!
こうしてみると、あまり違いが感じられませんが・・・
「冷凍イカ」は元の大きさが少々違ったので、焼き上がりはその差が出ています。ということは、縮みに関しては自然解凍も塩水解凍も変わらないのですが、塩水解凍の方がジューシーでしっとり。
続いて「レウチうあさり」を比較。こちらは元のサイズと比較しても、ほぼそのままの大きさ。味は圧倒的に塩水解凍の勝ち、自然解凍の方が水っぽくなってしまっていました。
「冷凍エビ」は少々差が出ました。自然解凍は硬くなってしまっているのですが、塩水解凍の方はみずみずしくプリプリ。このあたりは水分含有量の差なのかもしれませんが、見た目含めてハッキリと違いが出ました。
塩水解凍をすると「中身」が縮みにくいのかも?
冷凍シーフードミックス、自然解凍と塩水解凍の違いはこちら。
・冷凍イカ→縮み率はほぼ変わらず、塩水解凍の方がジューシーで美味
・冷凍あさり→縮み率はほぼ変わらず、自然解凍の方が水っぽくなってしまった
・冷凍えび→塩水解凍の方が縮みが若干少ない。塩水解凍の方が圧倒的プリプリ食感
見た目で明らかな差が出たのは冷凍エビだけでしたが、味は3種類とも塩水解凍の圧勝。同じ条件で焼いているのですが、中身が縮んでいないという感じがしました。見た目に変化がないのは意外でしたが、味は明らかに変わるのでひと手間かける意味ありです!
シーフードミックスを「シーフードカップヌードル」に入れてみたら美味しいのでしょうか・・・今度試してみようと目論んでいます。
画像掲載元:SS.ナオキ