毎年おなじみ「都道府県魅力度ランキング2021」が10月9日に発表されました。最下位常連の茨城県ですが、2020年にはその茨城県が42位へとランクアップ。これには茨城県民である筆者、かなり驚いて逆に困惑したことを覚えています。そして迎えた2021年の魅力度ランキングで再び最下位となった茨城県、さぞかし茨城県民の皆さんは落胆していると思いきや……。
「都道府県魅力度ランキング2021」茨城県が定位置の最下位へ!
この時期になると、気になって仕方ないという方も多いのではないでしょうか。民間の調査会社が発表する「都道府県魅力度ランキング2021」で、茨城県が2年ぶりの最下位になりました。これまでトップの北海道と並んで「最下位が定位置」となっていた茨城県、42位にランクアップした2020年はなんとなく落ち着かなかった茨城県民の皆さまも多かったはず。
民間の調査会社が行った都道府県の魅力度をランキングする調査のことしの結果が9日公表され、去年、7年連続だった最下位を脱して42位に順位を上げていた茨城県はことし、再び最下位となりました。#茨城県 https://t.co/MbhL7bPIpv
— NHK水戸放送局 (@nhk_mito) October 9, 2021
むしろ茨城県は「最下位」が心地いい!
筆者は茨城生まれ茨城育ち。県外に出ていた期間も多いのですが、心の芯まで茨城県民です。そんな茨城県民からすると、中途半端に順位が上がるよりも、最下位のほうが安心するんですよ。現にSNSでも下記のような言葉が並んでおりました……
・去年42位だったことに納得がいってない茨城県民なので、今年最下位はもちろん納得
・逆に最下位だから美味いところある
・47位...実家にいるような安心感……
・中途半端な順位にいるよりは、注目度は高い、、、
・真ん中らへんだと注目して貰えないので最下位の方が嬉しいです!
・来年も無駄な税金使って中途半端順位狙わず、最下位で毎年注目されたい
・伸びしろ日本一 47位というキャッチフレーズは大いに利用できますぞ!!
最下位が続いていたころ、それを逆手に取り「なめんなよ、いばらき県」というキャッチコピーで、渡辺直美さんとピースの綾部祐二さんが県のPRをしていたことがありました。実際に最下位になることでイジられ、茨城県を思い出していただけるのであれば、そっちの方がオイシイですからね。
実は「茨城県」ってめちゃくちゃいいところなんです
茨城県は「県民が怒りっぽい」「車の運転が荒い」「未だに水戸駅前にヤンキーがいる」などといった、ネガティブな印象をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。それはそれで事実ではありますが……ただ、以前の記事でもお伝えしたように全国に誇れる観光地だってあるんです!
・カシマサッカースタジアム(鹿島アントラーズ)
・国営ひたち海浜公園(ネモフィラ・コキア・ロッキンジャパン)
・水戸芸術館
・偕楽園(日本三名園)
・袋田の滝(日本三大名瀑)
・那珂湊おさかな市場(大洗周辺・ガールズアンドパンツァー)
日本一の収穫量を誇るメロンをはじめとする果物や、あんこうやシラスなどの海産物。さらには水戸黄門が日本で初めて食べたという言い伝えがあるラーメンは、茨城県が誇る絶品グルメ。いちど遊びに来ていただければ、その魅力を堪能することが出来るはず!茨城県民が「最下位が落ち着く」というのは、住民が「茨城県の魅力」をよーくわかっているからなのです!
今年は「都道府県魅力度ランキング」最下位を「奪還」した茨城県ですが、来年は定位置を守ることが出来るのでしょうか。来年のランキングが今から待ち遠しいです!
昨年の「都道府県魅力度ランキング2020」で最下位を脱出してしまった茨城県、当時は本気で茨城県民が困惑していました……。
source:茨城県
画像掲載元:SS.ナオキ