今や誰もが利用するネットのフリーマーケットですが、スマホの普及により更に簡単に取引できるようになった次第でございます。ところがその簡単さゆえに、思わぬトラブルを生むことも多々あり、そんな障害に日々立ち向かわなくてはなりません。そんな中こちらの問題が今話題となっております。
売上金が支払われない!?
メルカリ、本当にやばい。
8月6日から本人確認の為と利用制限され、速やかに免許証を提出するも、未だ完了せず振り込み申請できません。
何度問い合わせても「完了までお待ち下さい」の一点張り。
そして今日ついに申請期限を迎えます…これから毎日売上金が失効し、計33万円が奪われる予定です。 pic.twitter.com/gRpMxqKDfc— しろくま (@amnyu7) October 30, 2018
投稿者の報告によりますと、メルカリで本人確認のため利用制限が敷かれ、免許証を提出するも振込がされないとのことです。しかも売上金の申請期限が切れると売上金が失効するという問題を抱えているとのことです。
つまり、この証言が正しければ、せっかく売り上げた金額がゼロにクリアされてしまう恐れがあるようです。
そんな事がありえるのでしょうか。そもそも売上金とは何のことなのでしょうか。メルカリの公式サイトに記載があります。
売上金とは
売上金とはメルカリによりますと以下のような記載があります。
商品を販売し取引が完了した際に、販売利益が売上金としてアカウントに反映されます。メルカリ内のお買い物に利用できるポイントを購入することができ、振込申請を行うことで口座への振込も可能です
引用:メルカリ
https://www.mercari.com/jp/help_center/category/11/
つまり、商品が売れた際に発生する「ポイント」です。現金ではないのです。しかし振込申請を行うことで現金化することができるようです。その期限が過ぎると消えるとのことです。
メルカリでこの「ポイント」がどのような勘定科目になっているのかは不明ですが、何もせず自動的にお金に換金できるというわけではなく必ず手続きを行って現金化する形です。従って、仮にポイントを有効期限過ぎても現金化しないと、売上はゼロクリアされるシステムです。
ポイントの有効期限はどこの業界でもありますが、仮に有効期限が切れ失効した場合、その時点での売上(現金)がゼロとなりメルカリ側に吸収(強制的に贈与)されてしまうというのも会計上おかしな話になるので、何らかの「からくり」が用意されているものと考えられます。
ちなみに「ヤフオク」のように直接お金をやりとりするのではなく、一回「メルカリ」のシステムに売上を計上する流れで客同士のトラブルを防ぐ形をとっております。
お金返しての声
ネットでは「お金を返してほしい」との声が多く寄せられております。
メルカリ
売上金凍結され、本日申請期限切れとなりました。
メルカリ利用規約。「事前通知なしにユーザー登録の取り消し、利用制限の措置をとることができるものとし、その理由を説明する義務を負わない。」
消費者センターに相談しましたが、利用規約が全て、とのこと。
泣き寝入り?33万返して。— しろくま (@amnyu7) October 30, 2018
アカウント停止→本人確認書類提出を何度もさせられる
あたりは完全にメルカリ側の不備なわけだけど、売上金を
「期限までに申請しなきゃ失効として没収」
って法的にも道義的にもあり得ないかと思うんだが。
日本ってこういうのに近い話を割とよく聞く気はする。合法な形で騙してるのもある。 https://t.co/CpKtS1X2ko
— 茂田カツノリ(業務システム&IoTコンサル)@中国ハイテクフェアNov14~18深圳 (@shigezo) November 1, 2018
FF外から失礼します
それなら被害者同士で集まって、訴訟を起こす方が良いと思います
失効した金額及び慰謝料を請求した方が良いかと
この訴訟の利点は、集団によって訴訟を起こす事により1人の負担額が減る。メルカリに訴訟を起こす人はいなかったため訴訟はメルカリの知名度を下げ株価も下げられる— しょー (@matugami1214) November 1, 2018
本人確認がとれない、時間切れ、売上金がゼロ。
このような状況が発生しておりネットではちょっとした騒動となっているようです。もしこのような方が今後も増えるとなれば、メルカリ側としてもあまりメリットはないのかもしれません。
以前利用者側がとんでもない抜け道を使い話題となりましたが
果たしてこの問題は解決するのでしょうか。取引を気持ちよく行いたい利用者としてはしっかり明確に解決してほしいものです。