マッチ棒を9本並べて、上の図のように正三角形をつくりました。今回は9本のマッチ棒のうちの3本を移動して、同じ大きさで同じ形の三角形を3個作るという問題です。マッチ棒は折ったり重ねたりしてはいけません。試行錯誤を重ねて3個の三角形ができた時には、思わず、「やったー!」と心の中で叫んでしまうのではないでしょうか。
最初に移動するマッチ棒を決めましょう。
最初に移動するのは、白い〇印をつけたマッチ棒にしましょう。もちろん、最初に移動するマッチ棒は別の物でも構いませんが、ここでは白い〇印をつけたマッチ棒を最初に移動することにしましょう。
この印をつけたマッチ棒をどこに移動しましょうか。
白い〇印をつけたマッチ棒を移動しました。移動したマッチ棒にはピンク色の〇印をつけました。三角形が1個出来上がりました。次はどのマッチ棒を移動しましょうか。
次に移動するマッチ棒に白い〇印をつけました。このマッチ棒はどこに移動したらよいでしょうか。
白い〇印をつけたマッチ棒を移動して、ピンク色の〇印をつけました。これで、同じ大きさで同じ形の三角形が2個になりました。これら2個の三角形と同じ大きさで同じ形の三角形を作ることができれば、答えが出たことになります。次に移動する3本目のマッチ棒は...? もうお分かりですね。
最後に移動する3本目のマッチ棒に白い〇印をつけました。マッチ棒の移動先は...。
答えです。
3本目のマッチ棒を移動してピンク色の〇印をつけました。これで同じ大きさで同じ形の三角形が3個できました。ただし、同じ大きさで同じ形とはいってもマッチ棒でつくっている三角形ですから、同じ大きさで同じ形に見えるといった方が良いかもしれません。
移動する3本のマッチ棒は、下に示した白い〇印をつけたマッチ棒ですが、どのマッチ棒から移動しても構いません。移動先も、3個の三角形を作ることができる場所であれば、どの位置に移動しても構いません。
今の世の中ではマッチ棒を見る機会はあまりありません。しかし、マッチ棒パズルは無くなっていません。マッチ棒がなければ何かで代用するなどして、手軽に挑戦することができるからでしょうか。
「パズル」の記事一覧 には、マッチ棒パズルの他にもいろいろなパズルがあります。