あのドラマ「半沢直樹」や現在公開中の映画「七つの会議」、そしてケツメイシのPVのロケなどで使われているお店のメニューが、凄すぎるとネットで話題だ。開店と同時に整理券が配られるほどの行列が出来る人気店。こういった人気の裏には、困難を乗り越えて来たこの店を経営する家族の姿。そして被災地との絆があった。この店を経営する井上社長を取材した。
そのお店の中身とは・・・
おさかな本舗たいこ茶屋。東京日本橋馬喰町に、そのお店はある。このお店のランチバイキングが、ネットで話題になっている。1300円でお刺身、海鮮類、サラダ、日替わりおかず、ご飯などが食べ放題。開店が11時。開店の30分前に整理券を配布しているが、200枚配る整理券が、土日はあっという間に無くなってしまう。
このお店の来店おススメ時間は、平日の12時以降。この時間帯であれば並ばずに入ることが出来る。夜に、毎日行っているマグロの解体ショーも人気だ。マグロの解体ショーは出張サービスも行っている。
お店の店内には、なんと半沢席が!
このお店は、半沢直樹の第6話に登場している。実際に半沢直樹が座った席を半沢席として今も設定しており、その席での飲食も超人気だ。またこのお店は、ケツメイシのPVやCMなど数々の撮影にも使用されている。この秘訣を社長に聞くとこのお店が、地下にあるため、昼間でも夜の居酒屋の雰囲気が撮影出来るということと答えてくれた。
撮影の時は、店は貸切り。CM撮影時には、2日間貸切になることもあるそうだ。
Twitterの反応
何度か行った事がありますが、とても美味しくて、値段も素晴らしいです。
カップルや家族連れ、学生さんらしき人達等、老若問わず大勢居られました。値段と味は比例しない鑑ですb
— 4126079F-ZIN (@4126079FZIN) February 10, 2019
この間大阪から行きました
RTのびろーーー— はやこ (@mu51518360) February 9, 2019
出張解体ショー、プレゼントってグレイテストですね!
これキッカケにパーティーやりたい!
鮪一本、何人呼べば食べきれますか!?!?— (有)企画@ ヒューに抱かれた男 (@yu_kikaku_) February 2, 2019
家族の絆、そして被災地への想い
家族みんなで支え合って切り盛りして来たお店。創業36年目になるが、先代社長の時に経営が厳しい時期があった。先代社長は、宮城県仙台市の出身。経営が苦しかった時期に、地元のサッカー部の仲間が資金面でも助けてくれた。そんな折の2011年の東日本大震災。先代社長は考えた。「助けてくれた仲間に何が出来るか」と。
故郷を応援せねばと被災地でのまぐろの解体ショーを行うことを決めた。本マグロの解体ショーと共に、そこでさばいたマグロを無料で現地の方に振る舞っている。被災地での解体ショーは合計70回を超えた。このお店は、スタッフで協力して、被災地に笑顔を届け続けている。
お店に行って満足して帰って来た時の言い表せない感動。そんな感動を味わえるお店。被災地への活動と共に、井上社長の活躍にも注目だ。
取材協力 おさかな本舗 たいこ茶屋 https://www.taikochaya.jp/