2019年7月18日「京都アニメーション」第1スタジオにて発生した放火により多くの犠牲者が発生した事件をうけ、海外でも多くの報道がされております。その中でも隣国である中国からも今回の事件に関するメッセージが寄せられております。ところがそのメッセージには「加油」という内容で、更なる延焼を希望するような書き込みが見られ怒りを覚えるユーザーも居るようです。しかし・・・
京阿尼加油とは
#京アニ火災
在中國有成千上萬的二次元同好者在祈禱昏迷的傷著醒來,這個世界還很美好。我們還想再看京阿尼的動畫!加油啊!一定要醒來啊!加油啊!
頑張れ pic.twitter.com/UHaETnbCuT
— 京都アニメーション頑張れ (@YangshaohuaCh) July 18, 2019
京都アニメーション火災の報道を受け、お隣中国からは中国で人気のSNSである「Weibo」や「Twitter」などに「京阿尼加油」というメッセージが多数寄せられております。この意味合いとしては、震災などで被災した場合にも見かける「がんばれ」の意味合いで、京都アニメーションに対する応援メッセージといえます。
しかし、単純に漢字のみを見ると「加・油」と、今回の事件を彷彿とさせ、さらに油を加えるとは何事だ、と怒りを顕にする方もいるようです。
中国のファンが京アニの事件で「加油!」と言ってるのは「ガンバれ」の意味で悪意はない。という注意が流れてるが、もう一つ、「祝福」と言った時にも怒らないように。これは事件を祝ってるのではなく、むしろ未来に悪いことがありませんようにと祈願してくれている。気をつけたい語義の違いだね。
— 清水文化@Kindle版気象精霊記発売中 (@Fumika_Shimizu) July 18, 2019
つまり決して、今回の事件に対し更なる燃料投下を願う書き込みではなく、あくまで、京都アニメーションを心配する中国ファンの温かいメッセージです。
よって、加油とみかけたら、決して怒りを覚えることなく、しっかりとその熱い思いを受け止めてあげることが大事でもあります。
ふたばちゃんねるにも謎の犯行メッセージのようなものも発見され話題となりましたが
今回の問題は日本のみならず世界中で大きな歴史に残る事件となりそうです。