ようやく65歳未満の方にも広がってきた感のある、新型コロナワクチン接種。日本ではファイザー、モデルナ、アストラゼネカの3社のワクチンでの接種が進められているのですが……厚生労働省のページによると、アストラゼネカ製のワクチンを接種された方は「献血をご遠慮いただいています」とのこと。これにSNSでは不安の声が上がっています。
厚生労働省「アストラゼネカ社のワクチン接種者は献血不可」
普段から数ヶ月に一度は献血に協力されている方もいらっしゃると思います。筆者もそのひとりなので、ワクチン(ファイザー)接種時に献血のことを伺った際は
「接種後48時間経てば大丈夫ですよ」
ということでしたので、全ての新型コロナワクチン接種者が48時間経過後に献血OKだと思いこんでいたのですが……なんと、アストラゼネカ社製のワクチン接種者は48時間経過後でも献血ができないとか。
厚労省「アストラゼネカのワクチンを打った人は献血できません」
そんなものを… pic.twitter.com/GzQAiofYPQ
— まぐろ山かけ (@tororoontuna) August 16, 2021
アストラゼネカ社のワクチンの接種を受けた方は、現時点では献血をご遠慮いただいています。
こちら、しっかりと厚生労働省のホームページにも記載されておりました。え、これ、マジすか……
これに対しネット上では「衝撃を隠せない」「アストラゼネカ社製は献血拒否られるんだ」「献血してるからアストラゼネカは打たないようにしないと」「永久的にということになるのでしょうか……」などといった反応が並んでおりました。
参考:厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」
献血ルームに問い合わせてみました
最寄りの献血ルームに、アストラゼネカ社製の新型コロナワクチンを接種した場合、実際に献血ができなくなるのかどうか問い合わせてみました。
ご丁寧に、下記の回答をいただきました。ご対応下さった職員様、お忙しいところ本当にありがとうございます。
・現時点でアストラゼネカ社製のワクチンを摂取された方はご遠慮いただいている
・いつ頃から献血をしていただけるようになるかは未定
・ファイザー社製、モデルナ社製に関しては接種後48時間経てば問題なし
・理由についてはこちら(献血ルーム)でも把握していない
・国(厚生労働省)からの指示があった
・詳しくは厚生労働省のホームページで確認していただきたい
つまり、厚生労働省からの指示によって「アストラゼネカ社製の新型コロナワクチンを接種された方」の献血をご遠慮いただいているという状態とのこと。
今のところハッキリとわかっていることは、厚生労働省「新型コロナワクチンQ&A」のページに「アストラゼネカ社のワクチンの接種を受けた方は、現時点では献血をご遠慮いただいています。」と記載されているということだけです。
これから先、厚生労働省や日本赤十字社がなんらかのコメントを出す可能性もあると思いますので、注意深く見守っていきたいところです。なお、献血センターの方によると
慢性的に血液が足りなくなっているので、可能な方はぜひ献血にご協力をお願いします!
ということでしたので、献血ができるという方は献血ルームまで足をお運び下さい。もちろん「コロナ対策」もしっかりとされているようですよ。
source:日本赤十字社「献血について」
画像掲載元:SS.ナオキ