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「鹿驚」は何と読む?読めたら漢字マスター!秋が季語の難読漢字5選


image:秒刊SUNDAY

日毎に秋の深まりを感じられる季節となってきました。運動会、体育祭、文化祭、行楽、秋祭りなどの行事も目白押しの季節ですね。今回は「零余子(むかご)」「十六夜(いざよい)」などのような、秋が季語の難読漢字をご紹介いたします。ヒント付きのクイズ形式で出題いたしますので、ぜひ漢字に触れ合う時間を楽しみながら、挑戦してみてくださいね。

【1】鹿驚

「鹿驚」は何と読む?

【ヒント】作物を荒らす鳥獣を脅すため,田畑に立てる人形などのこと。か〇〇。「か」から始まる3文字の言葉です。

答え:鹿驚→かかし

別漢字では、案山子とも書きます。案山子と書く理由は下記の説明の通り……。

竹やわらで作った人形。蓑みのや笠をつけて田畑に立て、人に見せかけて鳥などが作物を荒らすのを防ぐ。もと、鳥獣がその臭気を嫌って近づかぬよう、獣肉や毛髪などを焼いて竹などに付け立てたもの。「かがせるもの」の意で、「かがし(かがせ)」といったところからいう。おどし。かがせ。かがしとも言う。

引用:コトバンク

【2】秋葵

image:秒刊SUNDAY

「秋葵」は何と読む?もちろん、あきあおいとは読みません。

【ヒント】カットすると星型のネバネバしたあの野菜といえば?

答え:秋葵→オクラ

秋葵は、アオイ科トロロアオイ属の植物であることから「葵」と書き、旬である6月〜8月が旧暦の「秋」に収穫できることからこのように呼ばれるようになったようです。

また、オクラには「陸蓮根」という別漢字もあります。読み方は、りくれんこんではありませんのでしっかり覚えておきましょう。

【3】薯蕷

image:秒刊SUNDAY

「薯蕷」は何と読む?

【ヒント】ヤマノイモなどをすりおろした粘りのある食べ物です。お蕎麦や麦ごはんと相性抜群ですよ。

答え:薯蕷→とろろ

また、薯蕷は「しょよ」、薯の一文字で「いも」とも読みます。

【4】朱欒

image:秒刊SUNDAY

「朱欒」は何と読む?

【ヒント】ミカン科の常緑高木で、別名はブンタン(文旦)ともいう果実といえば?

答え:朱欒→ざぼん

朱欒は、東南アジア原産で、マレー半島や台湾などで昔から栽培され、日本では九州南部で多く栽培されています。果実は冬に黄色に熟し、約20cmの大型の球形で500g~2kgに達するものもあるようですよ。

【5】稲架

image:秒刊SUNDAY

「稲架」は何と読む?

【ヒント】稲架とは、刈り取った稲をかけて乾かす設備のこと。は〇。「は」から始まる、二文字の言葉ですよ。

答え:稲架→はさ

稲架の語源は、挟む(はさむ)という言葉から呼ばれるようになったといわれています。また、稲架(はさ)の呼称も下記のように多数あるようですよ。

稲刈り直後のもみは約20%の水分を含むが,乾燥後のもみの水分は15%程度まで減少し,脱穀・調製やその後の貯蔵に好適となる。稲架には地方により種々の形式があり,その呼称も,はざ,いねかけ,いなぎ,いねぎ,かかけ,おだ,あし,だてなど多様である。

引用:コトバンク

今回は、秋が季語の難読漢字をご紹介しましたが、全問正解出来ましたか?いつか役に立つかもしれないので、知識として身に付けておきたいですね。

秋といえば、鞦韆←は読めますか?秋が構成に入る難読漢字も激ムズなので頭の体操になりますよ!

Source: 漢字辞典オンライン・コトバンク

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