日本の小学生が習う漢字は6年間で「1026文字」と言われています。そんな小学生が習う漢字にも、別の読み方があって意外と難しい読み方をする難読漢字が多数存在しています。例えば「論う(あげつらう)」「強ち(あながち)」「徐に(おもむろに)」などです。今回はヒントとともに、クイズ形式で出題いたしますので、ぜひ楽しんで挑戦してみてくださいね。
【1】課てる
「課てる」は何と読む?もちろん「かてる」ではありません。
【ヒント】わ〇〇〇〇。「わ」から始まる5文字の言葉です。例文:仕事や税を課てる。※組織・会社などの区分をあらわします。
答え:課てる→(わりあてる)
【2】派わす
「派わす」は何と読む?
【ヒント】この言葉の意味は、ある場所に行かせるということです。
答え:派わす→(つかわす)
【3】親ら
「親ら」は何と読む?「おやら」や「しんや」ではありませんよ。
【ヒント】この言葉の意味は、自分から、自分で直接。ということを指します。
答え:親ら→(みずから)
この「親ら」という漢字は、天皇や王などが直接行うという意味を持つようです。
【4】運る
「運る」は何と読む?
【ヒント】この言葉は、「さだめ」や「めぐり合わせ」という意味があります。
答え:運る→(めぐる)
【5】原す
「原す」は何と読む?
【ヒント】「ゆ」から始まる3文字の言葉で、意味は「罪をとがめないさま」「慎み深いさま」です。
答え:原す→(ゆるす)
今回は、簡単な漢字なのに読めそうで読めない漢字でしたが、全問正解できましたか?
難読漢字は、脳を活性化してくれる脳トレにぴったり!読めるようになるとスッキリしますよね。漢字博士を目指したいものです。
彼方此方←は読めますか?あの言葉はこんな漢字だったのか!?と衝撃を受けるかもしれませんよ。
Source:漢字辞典オンライン