日本で一般的に用いられる漢字は、常用と人名用漢字の合わせて3000字程度と言われています。日常生活ではあまり馴染みの無い漢字も多数存在しています。皆さんは「慫慂」という漢字は読めますか?実は、佐賀駅で駅員さんが手書きでホワイトボードの案内板に書いた「慫慂」という漢字。SNSでは「難しい」と頭を抱える人が続出するなどして、話題になっています。
話題のツイート
佐賀駅でご旅行の中止を慫慂されました。 pic.twitter.com/wySsSgX1pv
— かささぎ号(ハンズマン) (@hansman_neo) August 13, 2021
ホワイトボードに書かれた「慫慂」という漢字。筆者は恥ずかしながら人生で初めて見た漢字です。もちろん読めません。
ツイートのコメント欄には「読めねーw」「〇年生きてきて初めて見た字」「これはむずい」「漢検1級レベル」「えっ、中国語?」「勉強になりましたが使わないと思う。」などのコメントで溢れ、盛り上がりをみせています。
慫慂の読み方は?
「慫慂」の読み方は「しょうよう」です。答えを知り、何だか気分がスッキリしましたが、一体意味は何でしょうか?
「慫慂」の意味は下記の通り。
他の人が勧めてそうするように仕向けること。
引用:広辞苑無料検索
「慫慂」は他の人が勧めるという意味なのですね。今後「慫慂」というワードを日常生活で使う機会はあるのでしょうか?
ツイートのコメント欄では、大半の人が読めなかった「慫慂」。駅の案内板では振り仮名があると親切かもしれませんね。
漢字と言えば、読めたら漢字検定1級レベルの畳語問題をぜひ読まれることを慫慂したいです。