女性専用車両や女性専用のブース(ネットカフェ)等、女性専用のエリアが徐々に拡大していく中、ついには街全体を女性専用とする「女性専用街」の待望論が根強い。古くは、2018年頃からその声が高まり、その都度議論がSNSなどでも寄せられてきた。昨今のジェンダー問題、セクハラ問題に対し新たな対策となるのだろうか。
徐々に女性専用エリアが拡大する
【更新情報】イノベーションの舞台
育児をしながら社会とつながる場所を。コワーキングスペースBright Oneの願い茅場町駅から約3分のビルにある「女性専用のコワーキングスペース」。ターゲットをしぼった理由、そこに秘められた思いなど。代表の谷口さんにお話を聞いた。https://t.co/64PZaRoWcy pic.twitter.com/Rzv2RNx7qm
— 東京街人(トーキョーガイド) (@guidetokyo_info) April 2, 2021
最近では「女性専用車両」は当たり前となり、ネットカフェでも「女性専用ブース」などというエリアも設けられている。
当然ながら、男性が近寄らないという「安心感」や「犯罪防止」などに役立つと見られるが、話は徐々にエスカレートし「女性専用街」なるものを作り、法律も女性向けにし、男性が作った法律ではなく、女性独自の法のもと生活をしたいという、衝撃な意見も。
女性専用街を願う、いわゆる「フェミニスト」たちは
「フェミニストなので、女性専用の街は私も作ってほしい」「有能な女性が政治に参入して女性だけの街をさっさと作って欲しい」「専用SNSも作って完全に分けたほうがいい」
などという意見が寄せられている。
しかしこれら意見に対し、真っ向から意見が対立。
「「女性専用の街」という概念自体が男性差別だから、批判されて当然」「女性専用車両、カカァ天下etc...ジェンダーだの変な言葉で日本を蔑むのやめてほしい」
などという、否定意見が必ず出てくる。
フェミニストたちによれば、夜遅くまで散歩が出きる、バイクの音に振り向かなくてい・・・など、犯罪防止のために女性専用街を作って欲しいと願っているようだ。
もちろん、どれが正しく、どれが間違いというわけでもないが、既に「女性専用エリア」というものが実用化している昨今、女性が活躍する社会の中、「年齢制限付き」の子供の遊び場よろしく、本当に女性専用の街が登場するというのは近い将来ありえるのかもしれない。