先日、待望の新作として鳴り物入りで発表されたiPhone12。そもそもiPhoneの新作は毎回注目度が高いですが、今回のiPhoneは「5G」対応と、今までよりもさらにもう一歩違う機種となっているので、コレを機に5Gの世界に乗り出そうという方も多いでしょう。
新作が発表され、紹介サイトも。
そんなわけで、アップルのサイトにも早速商品の販促ページが出来ておりました。5G対応のスマホ自体はいくつか発表されておりましたが、まだまだ日本の中でも一部でしか実感することはできない5G。iPhoneの新作の登場によって流れが加速するのかどうか、など様々な注目を浴びております。
もちろん日本語版も、しかし・・・
翻訳者の苦悩が偲ばれるって感じだった pic.twitter.com/Hm042w2Lps
— ショーンKY(専門家ソムリエ始めました) (@kyslog) October 14, 2020
今までとココが違う!という機能を紹介するためのページ、米アップル社のサイトなどでは英語で説明されておりますが、当然日本向けに日本の際とは日本語に直さなければなりません。しかし、その文言を見比べれば見比べるほど、翻訳、大変だったんだろうなあと思わされる仕上がりになっておりました。例えば
「blast past fast」は直訳すれば(爆風、過去、早い)ですが「早い話、速いです。」になっていたり、「5G speed OMGGGGG」(OMG=oh my godの略。)は5Gの「スピード、速ーーーーい!」という、スピードワゴン井戸田さんのようなテンションになっていたりします。苦悩している姿が浮かぶようです。
Twitterの反応
1枚目:日本語だと韻を踏みにくいですな...
2枚目:Gが5個並んでるのを表現するの無理やったんか...
3枚目:デュアルレンズがダースベイダーっぽいってことか?
4枚目:カメ止めは翻訳者が頑張ってる感じがする。しかし日本人なら五七五とかにしたいところ...結論:翻訳した方、お疲れ様です(;´д`) https://t.co/pEr9oQPmkf
— かじやん@VPE (@VPPR3) October 14, 2020
米アップル社の広告センスのエッセンスをどうにか残しつつ、翻訳する。一筋縄ではありません。3つ目の画像は「ダークサイド」と英語の方でも表記されています。英語のノリと合わせるのはとても難しそうですが...。
「5G OMGGGGG」のダジャレコピーに翻訳者として胸が苦しくなるw 英語では言葉遊びとしてアリでも日本語で同じようにダジャレローカライズするとダサすぎて商品イメージと合わなかったりもするから判断難しいよね… https://t.co/LktG6SuOpX
— えま (Ema) (@stilllife) October 14, 2020
たしかに、日本語でのダジャレコピーはこすられ過ぎてもう見てられない気もします。
ダークサイドとか、カメ止めとか、ちょくちょく映画ネタ入ってる https://t.co/6ZgEeV74iK
— 子育てペンギン (@p1ngu_father) October 14, 2020
翻訳者さんもただでは転ばず、日本的にわかりやすくしつつネタも出しているあたり、流石と言わざるをえません。
全世界待望のiPhoneの新作。コケる事が許されない仕事の中のプロの意地を見た気がします。
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