本日リリースされたiPhoneやiPadの新しいOS「iOS12」は、過去のモデル「iPhone5s」も含め、多くの端末で利用できるというスケールメリットを活かし、そして最新機種である「iPhoneXs」のデフォルトOSでも有るということで何となく新品になった気分にもなれます。そんな中使えるのがこちらの計測アプリです。
計測アプリとは
AR計測アプリとは、空間にある物体の大きさを測る、バーチャルな定規です。
あれ?そんな感じのアプリ既にAppStoreに無かったっけ?と思う方々は、これまでのAppleの仕来りと経緯をご理解した上で、今回は大人のご判断を頂くようご容赦頂ければと思います。
ということで面倒な政治的な理由はさておき、「Appleお墨付き」な便利な機能ということはわかったので使ってみます。
図りたい物体にカメラを向ける
まずは図りたい物体にカメラを向けます。すると、長方形などの物体は自動的に大きさを計測してくれます。なるほど、このエンブレムの大きさはこんな感じなのか。ただしこれは稀にうまくいくパターンです。
通常は点と点をポインティングし、計測します。うまくやらないとずれたりもするので注意。この掃除機は1.06m。
本当にあっているのか?と思う方も居るのかもしれませんが、同じことを考えたので、ちょっと正確な定規を持ち出し定規で定規を測るという、シュールな計測を開始。
定規で定規を測る
これは50センチ定規ですが、なんとぴったり50センチ。カメラを遠ざけても近づけても50センチです。
3点距離の計測もできます。
測れないもの
現時点で測れないものもあります。
それは、遠くにある物体です。ですので、奈良の大仏や、大きな高層ビル、富士山なんかは測れません。
将来的には遠くのものも測ることができると期待はしたいところです。
そしてもう一つ計測できないのが・・・
アタナとの心の距離。
お後がよろしいようで。
ということで計測アプリ、本日リリースのiOS12を入れたら是非とも試してみていただきたいアプリです。残念ながらiPhone5s以下は既に対象外のようです。