最近迷惑行為を受けたことを公表し、テレビで話題になっているラーメン店があります。茨城県水戸市に2店舗を構える、中華そばいっけんめ。筆者の準地元である水戸市はラーメン激戦区としても知られていますが、噂によると味の評判も店員さんの接客もすこぶる良いんですよね。それなら、ラーメン大好き筆者が伺わない理由がないので、行ってきます!
茨城大学すぐそば!茨大店は朝8時から
「いっけんめ」さんは水戸市内に2店舗あるのですが、今回迷惑行為を受けた店舗は茨城大学から目と鼻の先にある「茨大店」へ。茨大店は駐車場がないので、付近のコインパーキングに停めましょう。最寄りのパーキングからは徒歩2分くらいですね。
茨大を背にして歩くと1~2分ほどで大通りに出るので、大通りを渡らずに右折。
右折してすぐに「いっけんめ」があります!(写真は道路の反対側から)
らーめん……めちゃくちゃうめぇ!
まるで某とんこつラーメン店のように、両サイドが見えない作りのカウンター。すっごくありがたいけれど、もしかしたらこの「店員さんにあまり見られていない感」で迷惑行為に走るドアホがいるのかも。すっげー心地いいんですよ、個人的には。
そんなことを考えている間に、オーダーしたらーめんが登場!早いっ!こちらはチャーシューめん(醤油)600円+大盛り(1.5玉)50円+メンマ増し100円で750円!これでもかなり値上げしたらしいですよ……これ、都内で食ったら確実に1,200円くらいしそう。
たまり醤油のような濃いめの醤油に、鶏の出汁がブレンドされているのかな……濃厚だけど塩気が多くなく、コクがあるけれどガンガンスープだけでもいけちゃう完璧な醤油スープ。
麺は中太のストレート麺かな。これが絶妙なスープによく絡んで、箸が止まらなくなるくらい美味いっ!最初なので1.5倍にしたけれど、2倍でも楽に食べられた気がします。
100円とは思えない大量のメンマ。こちらの味付けは薄めなので、大量にトッピングしてもスープの味を壊さないのはさすが!刻み玉ねぎがアクセントになっているのですが、辛みはほとんどなし。旨味だけがプラスされる極上の玉ねぎ。
これでもかと出てくるチャーシューは、太さによって枚数が変わるらしいです。今日は細めなので、枚数が多かったみたい。いい感じの柔らかさで、しっかりタレが染み込んでいる極上のチャーシュー。
サイドメニューも充実!筆者が選んだのは、明太子ごはん250円。通常はサイドメニューって茶碗1杯分程度だと思うのですが、こちらは普通の茶碗より1周り大きいサイズでごはんたっぷり!明太子も信じられないくらいたっぷり!
明太子ご飯の量が多かったので、ご飯をちょっと残して「チャーシュー&メンマ丼」を自作。美味すぎるスープをちょっとかければ完成!
これはヤバい……理性がぶっ飛ぶ美味しさ!トロトロチャーシューにコリコリメンマ、スープを吸った米と一緒に口に入れると……みんな、水戸で待ってんぞ!
各ワイドショーやニュース、スポーツ紙などにひとこと言いたい。迷惑行為だけをセンシティブに取り上げるのではなく、取材を許可していただいたら「お店のストロングポイント」も報道すべき。
いっけんめのツイッターアカウントに対し「お店にも問題があるのでは?」「客の怨みをかっている」「いつもやられてんな」などと明後日の方向から誹謗中傷が送られるのは、報道の仕方にも問題があるのでは……?
少なくとも実際に足を運んで食べてみれば、味・価格・接客ともに素晴らしいお店だということが確認出来ます。もちろん感じ方には個人差がありますが、怨みで迷惑行為をされているお店だとは到底思えませんけどね。高いレベルでバランスが取れた、素晴らしいラーメン店でした。(これって筆者の感想です)
単なる愉快犯だったり逆恨みだったり動画でバズるためだったり……人間の脳みそが詰まっているとは思えないような行動を取る「ドアホ」がたくさんいるわけですよ。これって、最近になって急激に増えたというわけではないと思うんですよね。
誰でもスマホで簡単に動画が撮れるようになったり、監視カメラも席毎に付けられるくらい安価になってきているので、可視化されるようになっただけかと。いずれにしても、厳罰に処せるようにならないと迷惑行為が減りそうにありません。