ジャンプの一角を支える超人気漫画、呪術廻戦。作者の芥見下々先生は死線を何度か乗り越えてきましたが、人気キャラをシレっと「葬る」やり口は、ファンの間でも賛否両論。筆者も推しのナナミンがあっさりと消されてしまった時は、何か裏があるんじゃないかと渋谷事変が終わるまで考察していました。そしてコミックス勢にはまだわからないと思うのですが、WJ本誌勢にとっては悪夢のような出来事が……「五条悟」「五条先生」「五条さん」などが、長い間トレンド入りしております。
あの五条悟が……(コミックス勢ネタバレ注意)
ネタバレ注意といったところで、もうここまで広がってしまっては隠しようがないわけで……。えーと、まあ先週からなんですけれど、あの五条悟が両面宿儺に敗れて死亡するというショッキングな展開になっております、はい。
元々キャラ人気が非常に高い作品、更には圧倒的な人気を誇るキャラの「離脱」が予想される現在、五条悟ファンの心境を思うとなんともやりきれません。筆者はナナミンと五条先生が好きなので、正直心が折れそうな状態であるんですよね……ええ。
五条悟が、先生としてではなく悟として死んだのが嫌だという人の気持ち痛いほど分かるんだけど、何回か読んだら「五条悟は神でも超人でも先生の器でもなく、過去を悔いて偲んでをする普通の一人の男だった」と思ったら死を受け入れてちゃんと泣けた
#呪術本誌— 和臣通知OFF (@omi_todoizu) September 24, 2023
そして筆者の今の想い、それは下記の方と近いことがわかりました。受け入れたくはないのですが、五条悟が「人間」を魅せたことに意味があるのではないでしょうか。
・五条悟の死とその後の描写はものすごくモヤる…なんだろうなぁ…死亡確定や復活云々は置いといてなんかこう、もっとこう…
・今思い返したら五条先生の戦闘服が伏黒パパが死んだ時と同じってのがもう戦う前から死亡フラグを立ててたのでは…
・五条のこと生徒第一の人で死の間際は生徒たちを思って死ぬ人だと解釈してたのかな?
・呪術廻戦って容赦なく人が死んでいくけど、登場人物達はその死を決して軽視していないから良い
・自分の「術師」としての本領発揮を出来た満足感の方が上回った死なのも、似た者同士として宿儺の孤独を満たしてやりたかった。心のどこかに優しさのある五条悟好き…
五条悟の「死」というものはそれだけインパクトがあったし、たくさんの考察がされて「受け入れる人」も「受け入れられない人」もいるわけですよ。信じたくない人の気持ちもわかりますし、これが現実だという人の気持ちもわかります……。
芥見下々先生なら下を出しながらどんでん返しもゼロではなさそうですが、やっぱ復活されてもな……などという複雑な気持ちだったりします。そして想うのは五条悟という男の生きざま……やっぱカッコいいな。
五条悟の死、それなりにショックではあるんだけど、ただ本人的には生徒を守るとか世の中を守るとかよりも本当は自分の全力出し切って満足したいことが一番だったと分かったんで、それが満たされたのなら良かったねと言った所
— 違法バタピー (@batapys1) September 24, 2023
以前、TVアニメ1期で五条先生が好みのタイプを「三輪ちゃん」と言ったことで大荒れとなりましたが、今回は荒れるというよりも「もうどうしようもない」「芥見下々先生やで……」という諦めにも似た感情が押し寄せて来ているようです。トレンドには「五条悟復活」なんて文字も踊っていますが、この先の展開やいかに!
そして筆者が今ガチで慮っているのは、あの五条悟の愛人(筆者的に)である「まいてぃ」さんのこと。かなり本気で心配しております……大丈夫かな。
source:呪術廻戦「週刊少年ジャンプ」公式サイト