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image:写真AC
今も昔も小中学生の長期休みの課題といえば「自由研究」が代表的なものではないでしょうか。当時を思い出し、苦労したと感じる方も多いかと思います。何かしらの創作であったり、調査であったり、さまざまなものがありますが、現代の自由研究での子どもたちによる作品が非常にハイレベルだとネット上で話題になっているようです。
3Dプリンタ、CAD……驚きの作品報告がネットに集まる
現在、8月も終盤ということで、子どもたちの自由研究での作品をネット上に投稿するユーザーが見られるようになりました。驚くべきは投稿されているその自由研究作品のクオリティの高さです。
早速、投稿されている作品の一部を紹介します。
娘の自由工作は3Dプリンターで作った猫ちゃん。YoutubeでZbrushの使い方を見てあとは自分で勝手に。凄い時代や… pic.twitter.com/byGkCxUAj2
— ナムチャン (@namchan_koushi) August 23, 2020
小1息子夏休みの自由研究は
CADで自ら作図したものを
3Dプリンターで出力しました。
①スケッチ
②ラスタベクター変換
③CAD作図
④検図
⑤修正
⑥3Dモデリング
⑦3DプリントITリテラシーを育みました
pic.twitter.com/nu7i3Dx3gT
— Front Arts@メカ設計 icad/SX V7L7 (@front_arts) August 21, 2020
3Dプリンタを使い、可愛い猫を作ったとの報告や、CADで作図から行い、フィギュアの3Dプリント化まで実践した報告も。
デザインから製作までできてしまうのは、両親のアドバイスやツールの進歩も大きいでしょうが、子どもの発想や頑張りに驚嘆です。このレベルの作品に学校の教諭はどんなコメントができるのでしょうか。
昔からの定番、調べ物も
自由研究といえば、植物や昆虫の観察記録、特定のテーマについて調べるといった調べ物も定番です。
調べ物も非常に多くの投稿がされていますが、はんこについて調べた小学4年生のレポートが「クオリティが高過ぎる」「大人顔負けの出来栄え」と話題になっています。
小学4年生でこの自由研究のクオリティの高さを見せつけられて、もっと精進しなきゃな…とおもいました
https://t.co/frpDEZ69Xv pic.twitter.com/EjwZTPBhzK
— ろう
へんないきものチャンネル
書籍化 (@youko_rou) August 22, 2020
構成やレイアウトも非常によくできていて、小学4年生のまとめたものにはとても見えません。
また、特に現在はテレワークの普及に伴って、さまざまな面からはんこ文化が注目されています。そうした背景を踏まえてはんこを題材にしたのであれば、尚更素晴らしいですね。
同じく調べ物では時世を踏まえて、さまざまな感染症をパワポでまとめたというものも。
今年、息子の自由研究は、様々な感染症を調べてパワポでまとめるとのこと。 pic.twitter.com/Z17PeXPkeT
— shine G (@shineG45) August 17, 2020
どちらの調べ物も読み手のことを考慮してまとめられていることがわかります。この資料作成能力は、将来的にも心強い武器になってくれそうです。
流行に乗ったアイディアも
流行が続く人気漫画「鬼滅の刃」をモチーフにした作品も投稿されています。
小5の息子の夏休みの自由研究は
木で刀づくり
鬼滅の刃の刀だそうです
頑張っていましたのでぜひご覧ください#自由研究#夏休み pic.twitter.com/MTMYnro5vf— Megumi Hachinohe (@meguxmini) August 17, 2020
販売できそうなクオリティに見えます。やはり、小学生が作ったとは信じられません。
以前には宿題代行サービスが話題になりましたが、今回の自由研究のように素晴らしいアイディアを生み出せる子どもたちもたくさんいるということです。
普段子どもと接していると、大人にはできない発想が生み出せる可能性の塊に感じる場面が多々あります。今後も子どもたちの斬新なアイディアで魅力的な創作物が生まれるのが楽しみになりますね。