SNSの投稿や時々出てくるネットビジネスなどの広告、恐らく誰もが一度は目にしたことがあるのではないでしょうか。高額な残高が表示されている銀行口座のスクリーンショットや札束を持つ人物が出てくる画像や動画、個人的には結構な頻度で目にする印象です。そういったインパクトのある画像や映像から何らかのビジネスへの勧誘といったものが多いですが、そうした広告へのある注意喚起が話題になっています。
銀行口座の画像は捏造できる、作家の注意喚起が話題に
現在、作家である岸田奈美さんの注意喚起のツイートがネット上で大きな注目を集めています。
岸田奈美さんといえば「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」といった作品やweb上で公開しているnoteなどが知られていますよね。
梅田でナンパしてきたネズミ講のお兄さんから教えてもらったクソ知識だけど、ほぼすべての銀行の残高画面は誰でもパソコン持ってりゃ一瞬で偽造できるので、絶対に信じてはいけない。
ネズミ講に弟子入りするとまずこの知識が伝授されるらしい。
合言葉は「残高のスクショを信じるな」や!!!! pic.twitter.com/WCTZhQ5Zjq
— 岸田奈美|作家 (@namikishida) November 29, 2021
その注意喚起の内容とは、銀行口座の偽造に関する事柄となっています。
添付されているスクショの銀行口座の預金、凄いことになっていますよね。ツイート内にて
・銀行口座のスクショの偽造は簡単に行える
・ネズミ講の関係者が利用している手段と聞いた
・銀行口座のスクショに騙されてはいけない
といった内容を綴っています。
普段から疑問を抱いていた人も多いのか、「ためになります」といった感謝のコメントから、「やろうと思えば簡単にできる」「iPhoneからも作ろうと思えば作れる」といった知識のある人なら容易であるといったコメントが続々と寄せられています。ある程度の知識がある人であれば決して難しいことではないようですね。
札束をレンタルするビジネスもありますので!!
— ジグ @ 陰キャのモテ理論 (@jig_in_kya) November 30, 2021
また分厚い札束の写真に関しても見えないところは別の紙を重ねるといった古典的なもの以外にも、「札束をレンタルするビジネスもあるので」といった指摘も。詳細は何ともですが、いろいろと考えるものですね……。
もちろんすべての広告やビジネスの勧誘が悪意とは言えません。しかし、明らかに不自然な内容のものに関してはやはり注意するのが賢明でしょう。防犯に関する話題ではフリマアプリでのこんなトラブルもありました。
便利なサービスが普及していくのはありがたいことですが、それに伴って様々なリスクへの警戒も求められているのかもしれません。
source:岸田奈美 公式Twitterアカウント