「おじさん構文」なる文章が日本で話題となっておりますが、老若男女入り乱れるSNSにおいて「おじさんくさい」表現は避けたいものです。もちろんそれを「ネタ」として使うのであればよいのですが、リアルに相手にそう感じられるのも心外です。そこで今回そんな「おじさんくさい」ご年配が使いがちな絵文字トップ10が発表されていたので紹介します。
おじさんくさい絵文字トップ10
おじさんが使いがちが絵文字といえば様々ありますが、このネタ日本独特なもの?と思っておりませんか。実はあながちそうではなく、海外でも同じ現象が起きているのです。
海外メディア「デイリー・ミラー」は、Z世代が「古臭い」と感じる絵文字トップ10を紹介しております。
Z世代というのは、一般的には25歳以下の若い世代を指すことが多いようですが、1990年代中盤〜2000年代終盤もしくは、2010年代序盤までに生まれた世代のことです。
そんなZ世代が「古臭い」「おじさん臭い」「おじさん構文」だと思う絵文字トップ10がこちらです。
親指を上げる……「いいねマーク」として使う
赤いハート……相手に好意を伝える場合に使う
OK……単純に「OK」の意味で使う
緑のチェックマーク……チェックリストで使う
うんちマーク……ちょっとしたネタで使う
泣きマーク……残念な気持ちの意思表示に使う
猿が目を覆っているマーク……「しまった」「はずかしい」などの意思表示に使う
拍手……相手を称える場合(誕生日等)に使う
キスマーク……大人なイメージに使う
しかめっ面マーク……動揺している場合に使う
なななんと、これらトップ10を見て衝撃。なぜならば、筆者はほとんどの機会でよく使うのです。特に「親指を上げる」Thumbs upのマークは、OKの意味でもよく使います。
もちろん世界中でThumbs upは「いいね」のマークとして知られているのですが、これがもはや「古臭い」ようです。
もっと言えばZ世代にとって「いいね」のマークは、ちょっと「敵対的に感じる」ということです。
わからなくもないが、少々理解し難い理由です。いや、それが既に「オッサン」ということなのでしょうけど、無意識に使う絵文字だからこそあまり深く考えたくないものです。
絵文字は世界共通で「感情」や「思い」を伝えるための重要なツール。だからこそ、相手がどのように受け取るのかは、その人や時代によって変化してくるのかもしれませんね。
Source:デイリー・ミラー