ゆで卵を作るのは簡単そうですが、実は結構手間がかかりますよね。先ず冷蔵庫から出した卵を、10分ほどかけて常温に戻すことから初めなければなりません。冷蔵庫から出したばかりの卵をいきなり鍋の中にいれて茹でてしまうと、殻にひびが入ったり割れてしまったりします。しかし、この10分という時間が長すぎると感じたことはありませんか。この時間をもう少し短くできないものでしょうか。
常温に戻す時間を節約してしまうと...。
常温に戻す時間がもったいないという理由でその時間を節約してしまうと、下のようなゆで卵ができてしまうことが少なくありません。殻にひびが入るくらいならまだ良いのですが、下の写真のようになったり、ひどい時にはひびの隙間から白身が飛び出してしまうこともあります。できることなら傷のないきれいなゆで卵を作りたいものです。
常温に戻す10分間を節約できる便利グッズがあります。
「たまごのプッチン穴あけ器」という名前のこの商品、実は百均商品なのです。これを使うと冷蔵庫から出した卵をそのまま沸騰しているお湯でゆでることができるのです。常温に戻す手間がかかりません。
パッケージには、「カラがするりとむける!」と書かれています。確かに殻はするりとむけます。しかし、この商品の本当の便利さは、卵を常温に戻さずにゆでることができるというところにあると思います。早速、その便利さをご紹介しましょう。
パッケージから商品を取り出すと可愛い目をしたひよこの形をした穴あけ器が出てきます。右側の円形部分は指で回転させることができます。この円形の部分を反時計回りに回転させると、円形の部分を下の方に押し込むことができます。反時計回りに回転させない限り、安全のためにこの部分を下の方に押し込むことができないようになっています。
円形の部分を、少し強めにおさえると針が出てきます。この針で卵のお尻の部分に穴を開けるのです。
冷蔵庫から出したばかりの卵のお尻の部分を、穴あけ器の円形の部分に載せて少し強く押します。
強く押すと写真のように小さな穴があきます。優しく押しても穴はあきません。この穴の開いた卵は沸騰したお湯の中に入れても、殻にひびが入ったり割れてしまうことは殆どありません。では、茹でて見ましょう。
6分間茹でて鍋から取り出しました。殻はひび割れることなく茹で上がりました。本当に殻はするりと向けるのでしょうか。卵を少し硬い場所にぶつけてひびを入れてやると剥きやすくなります。
殻は本当にきれいにするりと剥けました。このゆで卵のゆで時間は6分間でした。6分間ゆでた時のゆで上がりはどんなふうになっているでしょうか。
卵を半分に切ってみました。下のような半熟卵になっていました。冷蔵庫から出したばかりの卵を熱湯の中に入れて茹でると、6分後には半熟卵が完成するのです。卵を常温に戻すという面倒な手間がかからない上に、たった6分で半熟卵を作ることができるのです。固ゆで卵がお好みの場合は、もう少し茹で時間を多くすれば大丈夫ですね。
殻がつるりとむけるのは大変うれしいことです。しかし、それよりもうれしく感じるのは、冷蔵庫から出したばかりの卵をそのまま熱湯に入れてゆでることができることなのではないでしょうか。
ゆで卵を作るのが朝の忙しい時間帯だとしたら、貴重な時間を節約できるという意味でもかなり得をした気分になれるのではないでしょうか。
百均商品の中にはライフハックとして便利に使えるものがたくさんあります。【あら便利】100均のフックを使ったライフハックが便利過ぎると話題に! というものもありました。