ミルクボーイの漫才でもおなじみとなった、朝の朝食の定番「コーンフレーク」。まさしくミルクをかけることにより、更に甘みが増し、旨味と栄養も満点ということで大人気商品ではあるのですが、いかんせん「豪華な食事」にはなれない、ちょっと見た目は質素な食事です。そんなコーンフレークに大激震です。
コーンフレークのキャラクターを削除方針
And @asda are doing it now
whos next? https://t.co/U6rDnaGXnD— Nutrilicious (@Nutrilicious) January 7, 2020
コーンフレークではおなじみのあのキャラクター。今後削除されることが判明しました。といってもこれは日本でもおなじみの「ケロッグ」のトラではなく「アスダ」のライオンです。なにはともあれ、これはコーンフレーク業界においては激震です。
パッケージを見ると既にキャラクターが排除され、ただのコーンフレークの写真のみとなっております。シンプルでかつ子供受けは悪そうですが一体何があったのでしょうか。
肥満を助長させるとのクレーム
Oi @asda @AsdaServiceTeam when you gonna change the cheap cereal back to plain boxes? Feel a right weirdo picking this up! #notjustforkids pic.twitter.com/ggbz4GKqwB
— Matt H (@M_H_ZeRO1) November 28, 2016
どうやら、コーンフレークにキャラクターを描くことで、子供たちに肥満を助長させる狙いがあると、親御からのクレームが入っているという。
実際に肥満になるのかどうかはさておき、パッケージにキャラクターが描かれているものと、描かれていないものを比べれば、どう考えても子供たちはキャラクターの方を選ぶに違いありません。
さらにミルクをたっぷりかけていたり甘いものを取り入れているようなシーンは悪影響だということで親御を悩ませているということで、他のメーカーもこのような甘いものを食べると連想させるシーンを削除していくのかもしれません。
アスダの栄養士いわく
顧客がより多くの情報に基づいた選択をできるよう小売業者がしっかりと役割を果たすべき
と親御の意見を大筋受け入れている模様。
親のクレームだけでイラストを削除するなんて大げさではないか、と思うのかもしれませんが、実はこれ、いわゆる誇大広告に繋がりかねない懸念もあり、形は違えどこのような問題はしばしば耳にします。
例えば割と身近な例で言えば、オンラインゲームのガチャで、沢山のアタリ地図が出るように見えるようなイラストを使ったことにより、プレイヤーから怒りを買い、アタリ地図の絵を少なくしたという某人気RPGの例もあります。
参考:ドラクエの新作RPGのガチャの確率がやばい
これを踏まえ、今後ケロッグもトラのキャラクターが消えていくのかどうか注目ですが、消えるとなると少しさびしい気もしますね。
掲載元
https://www.mirror.co.uk/money/shopping-deals/asda-follows-lidl-scrapping-cartoons-21235249