広く浸透しつつあるChromeOSを搭載した端末、Chromebookですが今回仕事のためにデュアルモニタで利用することになりました。筆者は家で仕事ができていていろいろな面で助かっているのですが、画面の小ささがネックになっていました。そこで今回Chromebookにモニターを追加し、設定等も少しだけ試してみたのでその所感等をご紹介してみます。サブ機として活用する人も多くなりそうなChromebook、デュアルモニタでの利用を考える人もいると思いますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Chromebookをデュアルモニタで使うことに
筆者は現在、コロナの影響もありフルリモートに近い形式で働いています。端末はWindowsもあるのですがGoogleツールを使うことが多いのもありChromebookを利用することが多くなってきています。業務そのものは困っていないのですが、仕事で使うツールが増えてきたためにものすごい数のタブを開いた状態で作業することが増え、視認性・操作性の悪さが気になってました。
そこでデュアルモニタで利用することにしたのです。使用したモデルはiiyamaのB2274HDSです。これは特段の理由はなく、ちょうど良さそうなサイズで状態の良い中古品がたまたま見つかったからというだけです。
当初、ChromebookはWindowsと接続方法や規格が異ならないか心配だったのですが、筆者の利用している端末ではHDMI接続が可能だったので特に困ることはありませんでした。
モニタの設定方法ですが、
設定→デバイス→ディスプレイ
からディスプレイの配置、画面調整など一通り調整が可能です。ミラーリングも特に違和感なく使用できました。
モニタの配置はドラッグで簡単に変更できるのでいろいろ試してみるのが良さそうですね。
気になった点も
デュアルモニタにすると当たり前ですが視認性が抜群に良くなりました。これは仕事の効率化が見込めそうです。
一方で気になった点として、筆者の利用しているChromebookがあまりスペックの高い方ではないことに関連すると思うのですが一部の動作が普段より重たくなってしまいました。通常に使用する分には困らないのですが複数の業務ツールを立ち上げながらのZoom等は遅延等が発生することも。ネットワーク速度はそこそこなので、この事象は端末の性能に由来する可能性が高そうです。
最近では普及の広がりもあり、様々なメーカーから高性能なChromebookも登場してきていますが、一定以上の負担のかかる作業は端末によっては難しそうです。価格を考えると相応以上の働きをしてくれているので不満はありませんが、用途に合わせた端末を選ぶのが賢明です。
この辺りのChromebookに関する動作に関する事柄はこの記事でも触れていますので興味のある人はぜひ。