アメリカ軍がイランのカセム・ソレイマニ司令官を殺害したことで、両国の緊張が高まってきています。第三次世界大戦の始まりかとも言われていますが、イランによる報復が遂に始まりました。アメリカ軍も使用するイラク空軍の基地、そしてアメリカ大使館がある地区にもロケット弾が打ち込まれましたが、これに対するトランプ大統領のツイートが怖すぎると話題になっているのです。
アメリカ大使館がある地区にロケット弾が着弾
アメリカ軍がイランの精鋭部隊の司令官を殺害し、緊張が高まっているイラクの首都バグダッドで4日午後、アメリカ大使館がある地区にロケット弾が着弾しました。イランが司令官の殺害を受けて報復の構えを見せているときだけに、緊張のさらなる高まりも予想されます。https://t.co/6HiH2GPWxI
— NHK国際部 (@nhk_kokusai) January 4, 2020
アメリカ軍などによりますと、イラクの首都バグダッドの北およそ90キロのところにある、アメリカ軍も使用するイラク空軍の基地に4日午後、ロケット弾が撃ち込まれました。
また同じころ、バグダッドの「グリーンゾーン」と呼ばれる、アメリカ大使館がある地区にもロケット弾が1発、撃ち込まれました。
引用 https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200105/k10012235661000.html
報復による報復の繰り返しで、このまま第三次世界大戦勃発して核戦争に突入してしまうのではないかと危惧する声もネット上で聞かれます。
そしてついに、アメリカのトランプ大統領が恐ろしすぎる声明をツイッターで発信してしまいました。
トランプ大統領、イランの52か所を攻撃の標的にするとツイート
....targeted 52 Iranian sites (representing the 52 American hostages taken by Iran many years ago), some at a very high level &important to Iran &the Iranian culture, and those targets, and Iran itself, WILL BE HIT VERY FAST AND VERY HARD. The USA wants no more threats!
— Donald J. Trump (@realDonaldTrump) January 4, 2020
アメリカ大使館があるエリアが攻撃されたことで、トランプ大統領はアメリカ、またはアメリカ国民に危害を与えたらイランの52カ所を攻撃する事を明らかにする旨のツイートをしました。
なぜ52カ所なのかというと、何年も前にイランが撮影した52人のアメリカ人の人質の数に由来することも記されていました。
トランプ氏、イランに追加攻撃警告「52カ所を標的」:日本経済新聞 https://t.co/SF60273II1
— 清水功哉(日本経済新聞) (@IsayaShimizu) January 5, 2020
トランプ米大統領はツイッターで、革命防衛隊精鋭部隊の司令官殺害にイランが報復した場合、イランの重要施設を含む52カ所を短時間で攻撃し「大きな打撃を与える」と警告した。
強いものが正義それには向かう奴は徹底的に潰すのがこの世の中か?
武力行使なしでの解決方はないのか?
世界平和を願う。— RINDA (@RINDArinda_yama) January 5, 2020
トランプ米大統領は4日、イランが米国人や米国の財産に攻撃を仕掛けた場合「イランの52カ所を標的」に報復するとツイッターに投稿し、強い警告を発しました。52という数字は、1979年の在イラン米大使館占拠事件で人質となった米国人の数だと説明しています。https://t.co/geuAAgpHqY
— 時事通信国際ニュース (@jiji_gaishin) January 5, 2020
「武力行使なしでの解決方はないのか」「何がすごいかって、国家の安全に関わることをツイッターで発信していること」「日本の自衛隊も待ったなしの状態か」とネット上コメントも寄せられていました。
本当にアインシュタインの予言のように、第三次世界大戦が勃発してしまうのでしょうか。
今後のアメリカとイラク情勢に注目が集まります。
画像掲載元 秒刊サンデー