今やネットで注文する際に「Amazon」は欠かせませんよね。自宅に居ながら注文できるし、しかも迅速に届けてくれる。あまりに、素晴らしすぎるサービスです。欲を言えば、配達時間が読みづらい点がありますが、それは宅配業者の問題ですので、我慢!そんなAmazonですが、気になる点が一つだけあります。それは、ちょっと梱包が過剰すぎない?ということです。
Amazonの梱包過剰すぎない!?
Amazonから商品が到着するたび「箱がやたらデカい!」と思っちゃうのは毎度のこと。
察するに、箱がデカいのは、破損等過剰に神経質な日本人客への対策かな…とおもいきや、実は海外でも同様に問題となっております。
イングランドの、ノーサンバーランド地方に住むマークリード(55歳)。Amazonで肉串のセットとビタミンD3ピルを注文。
ビタミン剤と串ぐらいならば、それほど大きな箱になるとは思えないが…いざ商品が到着して、驚愕。
#Baffled (adj): extremely #confused or puzzled. Eg: #Amazon shopper left #baffled as tiny bottle of #vitamins arrives in TV-sized box. He was sure he'd received the wrong parcel when a giant box arrived after he'd only ordered a bottle of vitamins and barbeque utensils pic.twitter.com/Vb0T7CSPJf
— ACB-ILO Langues (@ACB_ILO_LANGUES) July 26, 2021
なんとダンボール箱のサイズは「テレビが入っているんじゃないか」と思えるほど大きかったようです。あまりに巨大すぎて、商品が間違って届いたと勘違いするほどだったとか。
マークはダンボール等廃棄物の量に失望。Amazonはもっとうまくやるべきだとぼやいているという。
箱デカすぎ問題は以前から話題
みんなも何度か経験したであろうAmazonの箱がムダにデカい現象。
これ、なぜだか分かるかい?
気になって配達の人に聞いてみたところ、箱が小さいと、心なき配達員がポケットに忍ばせて持って帰っちゃうからなんだって! pic.twitter.com/JKTVj35vbU— シヴァ犬NGS10鯖 (@sivaDog_) June 13, 2018
箱デカすぎ問題と言えば以前、SDカードや果物が、過剰に大きなダンボール箱に梱包されてきたという写真が話題となっておりました。
しかしなぜ、過剰に大きなダンボール箱に入れられるのでしょうか。
ネットでは「破損を防ぐため」「盗難を防止するため」「運送の効率を上げるため」などの説が唱えられているようですが、実はもっと別の意味があることがわかりました。
実は、過剰梱包には、こんな理由があった
本件に関して、海外メディア「デイリー・ミラー」が、Amazon広報へ取材をし、明らかになっております。
Amazonの広報担当いわく…
「Amazonでは、開封しやすく、100%リサイクル可能なパッケージ(Amazonフラストレーション・フリー・パッケージ ※1)を推進しております。」
「また、硬いプラスチック製の「クラムシェル」ケースや、おもちゃのパッケージによく使われているプラスチックでコーティングされた結束バンドなども排除するようにしています。」
「これらの取り組みは、時を経て120万以上の製品を対象とし、2015年だけで36,000トン以上の余剰包装を削減しました」。
※1 Amazonフラストレーション・フリー・パッケージは、リサイクル可能で、無駄な包装材を省いた包装方法です。包装された商品の中身に変わりはありません。フラストレーション・フリー・パッケージの中身は、元のメーカーの包装の中身と同じです。
引用:Amazon(フラストレーション・フリー・パッケージ)
なるほど、本来ならばコンパクトなプラスチックケースで送ることも可能だが、リサイクルを考慮し、ダンボール・紙などを使っている。
そのため、紙などのクッション材が大量に必要となり、少々ダンボール箱が大きくなってしまっているようですね。
そして、確かに小さい箱よりも、大きな箱のほうがパカッ!と開けやすい。
デカい箱の理由はそのような思惑があったわけですね。
思い返せば、開けやすい箱で、不要になったダンボール箱は「リサイクルステーション」に持っていくのが日課となっております。
ということで、Amazonのダンボール箱が届いて邪魔だなと思っている方、積極的にリサイクルステーションに持って環境に貢献しましょう。
Source:デイリー・ミラー / Amazon環境への取り組み