こげ茶色をした8個のピースをグリーンの枠の中に敷き詰めて下さい。簡単そうに見えるのですがなかなかの難問です。8個のピースを見て、「あぁこんな風にすればすぐできるなぁ。」と考えている方、本当にすぐにできるでしょうか。もしかしたら、「難しそうで、できないかもしれない。」なんて考えてしまった方の方が簡単にできてしまうかもしれません。
グリーンの枠や8個のピースを少しだけ拡大して見やすくしました。では、早速取り掛かりましょう。
8個のピースについて確認をしておきましょう。8個のピースは2個ずつ同じ大きさになっています。4種類のピースに、a、b、c、d という記号を付けました。こうしておくと、それぞれのピースの動きがわかりやすくなります。ピースは裏返しにすることもできます。
8個のピースの中で、dという一番長いピースを縦向きにしてグリーンの枠の中に置いてみました。このピースは縦向きで置くことはできないようです。斜めに置くことはできるようですが、斜めに置いてしまうと他のピースを置けなくなってしまいそうです。
一番長いdというピースは、左右に並べて置いてみましょう。
aとbのピースも、dと同じように左右に並べて置いてみました。残されたグリーンの部分に、cと書かれた2つのピースを入れることができるでしょうか。
cと書かれたピースを1個だけ入れることはできましたが、残りの1個のピースを入れることはできません。この状態では8個のピースをグリーンの枠の中に置くことはできないようです。どのようにすると良いのでしょうか。aと書かれたピースとbと書かれたピースを真ん中でくっつけてしまわないで、離して置いてみましょう。
真ん中に少し空間ができました。その空間にcと書かれたピースを1個は置くことができますが、やはり、2個置くことはできません。
b、dと書かれたピースを移動してみました。グリーンの部分が少し増えましたが、cと書かれたピースを2個とも置くことはできません。グリーンの枠に8個のピース敷き詰めるために、a、b、dと書かれたピースの別の置き方を考えて見ましょう。答えまでもう1歩です。
-答えです。
cと書かれたピースは裏返して使いました。わかりやすいように裏返したピースの文字は赤くしました。
裏返すピースを変えると下のような形になります。
a、b、dと書かれた3種類のピースが横に並べられていると、cと書かれたピースも横向きに置くのではないだろうかと考えてしまいます。そう考えてしまうと、なかなか答えに到達することはできません。あなたは簡単に答えを出すことができましたか。
与えられたパーツを決められた枠の中に詰めるという問題は難しいことが多いです。そんな問題を考えた後は、、食べ物を題材にしたおいしそうなパズルを見てみませんか。