
この物体、もともとは直方体だったのです。少しの間、置きっぱなしにしていたら、直方体の一部分がなくなってしまいました。色々な場所を探したにも関わらず、どうしても見つけることができませんでした。困っているところへ友人がやってきて、なんとすぐに見つけ出してくれました。友人は、いったいどのような方法で見つけ出したのでしょう。あなたも見つけ出すことができますか。

友人は、「ほら、ここにあるじゃないか。」と言ってくれるのですが、どうしても見つけることができません。あなたが見つけてその場所を教えてくれませんか。

念のためお知らせしておきます。もともとはこんな形をしていました。左側の上の部分がなくなったのです。

この物体、一部分が欠けているのですが、一部分が飛び出しているように見える人もいます。どちらに見えるのかは、その人がどのようにものを見ているかで変わります。もし、飛び出しているように見える人は、見方を変えてください。それでも、飛び出して見える人は、時間をおいてからもう一度挑戦してください。

少しだけこの物体を回転させてみましょう。この状態になると、失われてしまった一部分を見つけ出せる人がいるかもしれません。「せっかく見つけたのに、また、すぐになくなってしまった。」という人もいると思います。
-答えです
この物体が描かれている絵をひっくり返してみましょう。

ほら、こんなところにありました。一体だれがこんな場所に置いたのでしょう。まだ、見つけられないという人は下の絵を見てください。黄色の部分が失われてしまっていた一部分です。

このような絵は”だまし絵”とか”錯視画”と言われています。絵を見る人の脳ミソを混乱させるように描かれています。ですから、最初の絵は見方によっては飛び出しているようにも見えるのです。このような絵を多く見ていくうちに、脳ミソが絵の見方を学習していき、自分の意志によって、自分の見たいように見ることができるようになっていきます。
絵を逆さにすると探しているものが見つかるというのも意外ですが、絵を逆さにすると全く別のものが現れる というだまし絵もありました。
(秒刊サンデー:わらびもち)