Mosio Incは2018年2月9日(金)に世界初となるウェ
ルネスと健康コミュニティーに特化した仮想通貨ベースのプラットフォーム『Clinicoin(クリニコ
イン)』の日本語版を正式ローンチした。同社はSXSW等で複数の受賞歴を持つ。そういった同社の実績が結集したClinicoinは一体どのようなプラットフォームなのだろうか?
ClinicoinはMosioがこれまで培った技術を応用した、世界初となるウェルネスと健康コ
ミュニティーに特化したオープンソース型のプラットフォームであると同社は発表している。同プラットフォームではブロックチェーン技術を用いた独自の仮想通貨である『CLINトークン』が利用できるのが特徴だ。
『CLINトークン』はプラットフォームを使用したサードパーティー
製アプリを通じて、健康になる活動をレポートすること獲得可能と同社は発表している。また、
ヘルスケア及び医療関連企業や研究者もClinicoinを通じてCLINトークンをユーザーへ提供することで、円滑な来院予約やコミュニケーションを行う事ができたり、データの収集やアンケー
ト調査などを行うことが可能となる。
CLINトークンは通常1CLIN=0.03米ドルのレートにて購入可能だ。ただし、イニシャルセー
ルキャンペーン中は下記レートにて購入可能となる。
●2月21日(開始日)~2月24日: 1CLIN = 0.03米ドル + 購入額50%相当のボーナストークン
●2月25日~2月27日: 1CLIN = 0.03米ドル + 購入額35%相当のボーナストークン
●2月28日から1週間: 1CLIN = 0.03米ドル + 購入額25%相当のボーナストークン
●3月7日から1週間: 1CLIN = 0.03米ドル + 購入額20%相当のボーナストークン
●3月14日から1週間: 1CLIN = 0.03米ドル + 購入額10%相当のボーナストークン
※トークンの購入は、クレジットカード及び銀行振込による米ドルを始めとするその他の仮想通
貨(BTC・ETH・LTC・XRP)が利用可能
発行される30億のCLINトークンはそのうち6億をヘルスケア活動に参加するユーザーやプロバイダーへの報酬分へと確保となる。また、イニシャルセール期間中に購入されたトークンが上限に達すると追加で2億のCLINトークン
のロックが解除され、その収益は世界的な児童健康慈善団体へ寄付される予定との事だ。
自身のヘルスケア向上だけでなくヘルスケア事業全体の活性化や児童健康慈善団体の援助にもなるこの画期的なプラットフォームが今後、どのように成長してゆくのか注目してゆきたい。
【Clinicoin特徴】
●報酬(リワード)機能: メンバー間でCLINトークンを使った取引や受け渡しが可能
※その他、イベントプロモーションにも使用可能: (例)ヨガのインストラクターがイベントを開催し、
参加者へCLINトークンを配布する等
●サードパーティーアプリにて使用可能: オープンソースの為、他のアプリ内への組込が可能
●暗号化されたメッセージ通信システム: 米国法HIPAAのガイドラインに準拠した、エンドツーエンドの暗号化技術を使用している為、安全かつ安心なメッセージのやりとりが可能
●マーケットプレイス機能: ヘルスケアに関連するデジタルツールや、製品、サービス、ギフト
コード等をCLINトークンを媒介としてマーケットプレイス上で取引することが可能
●ヘルスケアや医療に関する情報提供: 本プラットフォームを通じて、フィットネスや栄養に関するリソースや最新情報を獲得することで、健康を保つための最新情報を学ぶことが可能
【ノエル・チャンドラー 略歴 】
ヘルスケアと臨床研究の分野における双方向モバイルメッセージソリューションを提供するMosio
を2007年に設立。2008年にSXSWにてMobile Award受賞し、2014年にはEli Lilly Clinical
Trials Patient Engagement App ChallengeにてWinnerに選出された実績を持つ。
[過去掲載記事]
・書籍「mHealth Innovation: Best Practices from the Mobile Frontier」
・ Forbes.com記事「Seven Tips For Running Your Business From Anywhere」
Clinicoin公式ウェブサイト: https://clinicoin.io/ja
(秒刊SUNDAY:槙島)