1月31日、地球規模での天体ショーが楽しめました。そう、皆既月食とブラッドムーンという非常に美しいイベントです。かつて古代の方々はこのイベントをどう感じていたのでしょうか。不吉な色だと感じていたのかもしれませんね。そんな中、不吉な現象が実際に発生して話題を呼んでおります。
Super low tide in #Venice today. Anything to do with the Super Blue Blood Moon in Leo? pic.twitter.com/y9p0Ygc6qk
— Cat Bauer in Venice (@Cat_Bauer) 2018年2月1日
さて今話題となっているのはベニス。誰もが一度は耳にしたことがある「水の都ベニス」です。しかし今回のブラッドムーンによりとんでもないことになっているのだということです。ベニスの象徴である「水」が一気に枯れてしまったというあり得ない現象が起きております。実際に写真を見てみますとたしかに水がなくなっております。
ベニスでは水が月の引力により水面が上がったり下がったりはするはずですが、なくなるというのはなかなか異例の事態です。
Venice's famous canals dry up due to low tides and no rain https://t.co/G9ZrzHvRos via @MailOnline
— Joan Gralla (@JoanGralla) 2018年2月1日
今回のブラッドムーンに加え、低温そして降水量が少ないという様々な影響により水面が下がってしまったということです。
もはや単なる泥の街としか見えませんが、水面が通常の28分の1の高さで実はこの現象、3年連続で発生しているとのこと。
しかし逆に1年に数回今度は水びたしになってしまう問題もあるということです。
なかなか見たことのない光景ではあるのですが、現地ではよくあることなのかも知れません。こんな時期に運悪く重なって観光なんてことにはならないようにしたいですね。
(秒刊サンデー:たまちゃん)