人気システムメンテナンスツールとして知られております「CCleaner」が、改ざんの被害にあっているということです。バージョンはv5.33ということで多くの方がこの被害にあっている模様です。一体どのような問題が起きるというのでしょうか。早速そのバージョンを入手し、動作の確認をしてみました。
システムメンテナンスツール「CCleaner」が改竄の被害、ユーザー情報を外部送信/Windows向け32bit版「CCleaner」v5.33にマルウェアが混入。227万人に影響 https://t.co/abANC01Itb pic.twitter.com/VKcKMzmjVy
— 窓の杜 (@madonomori) 2017年9月18日
窓の杜によりますと人気のシステムメンテナンスツール「CCleaner」が改ざんされているとのことです。このソフトは、PC内部の不要なファイルやメモリーをクリーニングし、動作を快適に保つという趣旨のソフトウェアで古くからWindowsユーザの中では親しまれておりました。しかし今回改ざんという被害が発生することにより、人気離れが起きそうです。
ーインストール
まずファイルですが、インターネットで簡単に入手できます。バージョンは5.33となっておりますのでそのバージョンのものを入手すればOKです。被害が増加する恐れもあるのでダウンロードリンクは控えさせて下さい。
問題のあるのは32ビット版の「CCleaner」v5.33.6162
ー立ち上げ後、重要なバージョンアップ
立ち上げ後、重要なバージョンアップ確認が出てきます。
今回の問題を受けてなのでしょうか。
これまではこれと言って不思議な動作はしていないようです。
ークリーニング
普通にクリーニングが初められます。ファイルは3Gほど開くとのことなので喜んでクリーニング。しかし今回の問題は、このバックグラウンドでマルウェアが通信をしているということです。
その後Windowsが「脅威」を確認。Windowsのディフェンダー有能過ぎる。
今年の5月にはLINEでスパムが流行っておりました。
最新のツールのみならず、実は昔から使っている思わぬところに危険がひそんでいることもあるのです。
実際の被害が出ているのは32ビット版ですが、今回試したものは64ビット版です。同様の被害が無いとも言えないはずなので、同じバージョンのダウンロードは極力控えたほうが良さそうです。
システムメンテナンスツール「CCleaner」が改竄の被害、ユーザー情報を外部送信
http://forest.watch.impress.co.jp/docs/news/1081368.html
(秒刊サンデー:たまちゃん)