最近では習い事も多く増えてきており、何を学ぶのにもお金がかかる時代です。昔のように知り合いに教えてもらって独自で習得していくというよりも、親は確実にお稽古の時間を確保、そしてその間に自分の時間を作るという仕組みを作っております。将来のためになるというメリットもありますが、考え方も変わってきております。
さて今回話題となっているのは「りんどう屋 京都西陣織伝統工芸士」のツイッターアカウントで、投稿主は、若い世代の担い手を募集すべく以下のようなツイートを行ったようです。
西陣織を習いたい、将来的に仕事にしたい方を募集します。ただし最初の半年は給与的なものも出ませんし、その後の仕事を保証はできません。ただ、この西陣織の職人が減りゆくなか、将来的に技術を覚えておきたい方に無料で教授いたします。詳細はDMで聞いてください。#西陣織 #京都 #着物
— りんどう屋 京都西陣織伝統工芸士 (@Rindouya) 2017年3月13日
将来的に自分の技術となり仕事につながる西陣織の技術を学びその股の将来に伝授することを目的として無料で教えるのだということです。
@Rindouya @kamisoriboy ブラック企業ですね。教えてあげてる上から目線正した方がいいですよ。
— 🌀馬の骨のGt、編曲Kazuki 📊 (@JimmyPugBlack) 2017年3月14日
しかし、このツイートで問題が発生。どうやら考え方によっては労働力を無料で確保したいという思惑があり「やりがい詐欺」ではないのかという声も。
ーネットの反応
(秒刊サンデー:たまちゃん)・ 黴の生えた伝統技法(ゴミ)に 人生の時間10年も20年も注ぎ込める筈もない・ ブラック企業ですね。教えてあげてる上から目線正した方がいいですよ。・ ブラック企業とかやりがい搾取と言ってる人に伝統工芸の歴史と重みを考えて欲しい。・ 西陣織のやつ、西陣織に興味ある人からしたらめっちゃ有難い話やん~・ 金出さない、保証しないなんていまどき誰も見向きしませんよブラック企業以下ですね・ 西陣織の弟子の募集が無休かつ仕事補償がないねぇ・ 西陣織のやつ、「技術を無料で」っていってる時点でその技術に価値もないみたいなアレだな・ 仕事というのは無償の慈善、奉仕活動ではありませんよ完全にギブアンドテイクの世界です・ 炎上の原因はやはり「手に職を~」みたいな文言にあるでしょうね。・ 現状仕事として成り立つかどうか怪しいのに「将来的に」なんて言っては詐欺と捉えられてしまうのも仕方ないかと・・・。・ やりがい詐欺…ねぇ。いろんなところで考えちゃうねぇ・ 西陣織無料で教えてもらえるなんてめっちゃいいやんけ… 普通に習いたいよ・ まぁありゃ弟子というか無料本格的西陣織ワークショップだな・ とにもかくにも、伝統技術が潰えないよう努力してる姿を影ながら応援しております。・ ホントに熱意ある人でも、労働条件がちゃんとしたトコに行くでしょ、これじゃ廃れて納得よ