災害時ライフラインが今まで通り使えなくなった時、非常食を常備していなくて食べるものがない!と言うような困ったときに使えるライフハック「ツナ缶サバ飯」を先日ご紹介いたしました。東日本大震災から6年が経ち、震災に対する意識を再確認する意味でも、災害時に役立つツナ缶サバイバルレシピを実践して試してみることにしました。
今回は火を使うサバイバル術を実践するということで、専門家立ち会いの下行いました。
まずはツナ缶サバ飯を作る上で必要な材料をそろえました。
・ツナ缶まず、あの動画の方法でツナ缶でごはんが炊けるのかを専門家に確認。
・米
・土鍋
・チャッカマン
・キッチンペーパー
・懐石用いろり
「できません」
っっつおおぉぉいいぃぃぃ!!!
出鼻をくじくような発言をするんじゃない!
ブラジルのYouTuber『Guepardo Aventura』さんの動画ではこんなに火力が強くてごはんが炊けているではないか!
この動画の方法では米は炊けないこと、ツナが黒焦げになって食べられなくなること、何より黒いすすが出てエラいことになると言う説明を受ける。
・・・が!!!
絶対できると信じて実践。
火は付きました。
いつまで経っても火力は強まらず。
1時間経ちました。
炊けていません。
そこで、なぜあの動画の方法ではごはんを炊くことができなかったのか説明を受けることに。
・ツナ缶の表面の油だけでは火力が弱いためツナを交ぜて全体の油を使用すること。
・キッチンペーパーを紙縒りのようにしてまとめ、火を一点集中させることで火力が強まることでごはんが炊けるようになる。
アドバイスを受けて実践。
おおぉぉ!!
火力が違う!
これで30分ほど放置してから土鍋をオープン!
炊・け・た!
しかしツナは無残な姿に。
焦げた部分を撤去すると半分以上を捨てることに。
頑張って取り除くも、焦げを全て取り除くことはできずに焦げ焦げのツナを食すハメになりました。
そして、黒いすすが土鍋を覆い、キッチンのあちらこちらがススまみれとなり大惨事に。
「ツナをムダにしないために、本当ならツナは別皿に移してから余った油を使って火をおこすんですよ。
ちなみに、油があれば火は起こせるので、空き缶にサラダ油を入れてキッチンペーパーで作った紙縒りを使えば簡単に火がおこせるんですけどね。」
・・・・・・。
■総論
やってやれないことはない。しかし本当に困ったときにやるに限る。
(秒刊サンデー:マギー)