
テクノロジーが進化し、今やパソコンで写真をいじりたおせる時代。昔ならその「ありえなさ」に仰天していたものも、最近では「どーせフォトショだろ」と感動も薄れてしまう。だからこそ、「加工なし」なのに、にわかには信じられない写真を見せつけられた時の驚きは、増すのでは?自分がかわいく見える角度から撮った詐欺写なんて、かわいいもの。今や太った人をスマートにすることや、低い鼻をすっとした鼻にすること、顔にあるしみというしみを消すことさえ、パソコンの加工技術をもってすればちょちょいのちょい、な時代だ。
だからこそ、我々はすぐに疑ってしまう。
どうせまた、加工したんでしょ?
ってね。
いつも「騙されまい」と頭のどこかでアラームを鳴らしてしまう我々は、素直に感動することができなくなっている。
それは悲しいことだが、では逆に、一見加工されたかのように見える写真が、ノータッチのものだったとしたら?
まさか、そんなことってありえるの?と、違う面からの感動が我々を襲うのかもしれない。
1:夕焼けのグラデーション

逆光によるビルのシルエット、そしてそのベランダの等間隔が、グラデーションをより引き立てている。こんな絶景、ありえるの?
2:飛行機

ガラスの下から撮っているのだろうか。水玉に写り込む様々な形の小さな飛行機と、その後ろに映る飛行機のぼんやりとした影。これが加工なし?
3:0.001秒

これ、何に見えるだろうか。これは、波しぶきなのだ。波しぶきが岩にあたる瞬間なのだ。ほんとかよ、と今でも信じられない。
4:境目

なんという景色だ。これは加工済みでないことよりも、こんな景色が地球上に存在することに感動だ。
5:一枚の写真だよ

どう見ても3枚の切り貼りに見えるが・・・・・・・これが一枚?そうだと言われた今でもよくわからない。
6:マグマに飛び込む人々

岩の層がまるで人のよう……
7:浮かぶ船?

浮かぶ船のように見える正体は、サンフランシスコのストロタワーの先っぽ。濃霧に包まれ、まるで幽霊船のようだ。
8: 白鳥にえさをやる人

雪の白と水面の黒が真っ二つに分かれ、まるで雪から白鳥が吹き出て生まれたように見える一枚。幻想的だ。
9: どこが地上?

まるで空に船が飛んでいるようにみえる。ぱっと見たところ、一体どこが地上なのか混乱する。水面がきれいな空色だ。
12:火事をとめた奇跡の一本道

左は燃えつくされ灰になっているのに、まるで嘘のように道をはさんだ反対側には火が届かなかったようだ。森のビフォーアフター写真を見ているようだ。
とても加工なしとは思えないような、奇跡の写真たち。これからは「フォトショ加工なし」が売り文句になるのかもしれない。
掲載元:http://www.boredpanda.com/unbelievable-not-photoshopped-photos-real/
(秒刊サンデー:はる)