世界各国の言葉に翻訳され、ファンの心をつかんで離さないハリー・ポッター。ところが、作者J.K.ローリング氏の言動により、ファンが長年愛し大事にしていた本を怒り狂って焼くという騒動が勃発。それを受けたJ.K.ローリング氏は「本を焼いたってお金はもう私に入ってんだから」と挑発。一体何が起こっているというのか。ハリー・ポッターの本がどんどん焼かれている。一体何が起こったというのか。
事の発端は、J.K.ローリング氏のトランプ大統領批判にあった。
トランプ氏が大統領に選ばれてからと言うもの、常に批判を続けてきたローリング氏。
これに耐えかねたトランプ大統領支持者でありハリー・ポッターファンはTwitterで反撃。
Yahoo!の記事を見つけてよかった。(持っていた)本とDVD、全部燃やすことにする。
それを受けてローリング氏は、すぐさま反撃。ファンであろうと容赦なし。
DVDを燃やして出た煙がもしかしたら有害かもしれないけど、でももう(本やDVDを買った)お金は私に入ってきてるのよ。何ならライター、貸してあげましょうか?
強い、強いぞローリング。むしろファンにそこまで言うとは、あっぱれである。
このやりとりはなんと14万回もリツイートされることに。
また別のファンたちからも続々と「燃やした」報告が。
あなたのハリー・ポッターの本、全部燃やしてやったわ。初めて読んだ本だったのに。
こんなことになって腹立たしい。もう二度とあなたの本なんて読まない。
17年来のファンだけど、僕も本を燃やすことにする。賢者の石は僕が一番最初に手に取った本だった。
世界的にトランプ批判が目立つ中、トランプ支持者によるこうした反撃ニュースは珍しい。
口減らずのローリング氏は
世間が言っていることは正しいわね。独裁の栄枯盛衰について読ませることはできても、考えさせることはできないってね。
この斬りっぷり、まことにあっぱれである。
ローリング氏を支持するファンもたくさんおり、本が燃やされるのならと二冊目の本を購入するファンもいるのだとか。
トランプ氏の与える影響はこんなところにまで及んでいるとは。
掲載元:http://www.huffingtonpost.de/2017/02/03/darum-verbrennen-harry-po_n_14589252.html?ncid=fcbklnkdehpmg00000002
(秒刊サンデー:はる)