
CMというものはいかに世に知らしめるか、インパクトがあるかなど重要な要素が山ほどあり、結果告知効果に繋がらなければ意味がありません。という意味合いではこちらのCMは絶大な効果があったのかもしれませんが、日本で割りと話題となったこの写真が海を渡り世界中で話題となっているようです。話題となっているのは小林製薬のCM。鼻炎を改善する「ハナノア」というものですが、その使用法が驚愕的なもので、鼻の穴からまさにうがいをするかのごとく、うがい液を入れ込み、そして口から出すというかなりダイレクトな使用法。当然日本でも大きな話題となっておりましたが、その広告の絵があまりにもシュールということです。

鼻をうがいするというハードな作業の反面、あまりに女性が美しくそして「落ち着いて」クールにうがいをしている様にギャップを感じるということです。
一方日本のYouTubeでは

やってみた!というユーチューバーが続出。
本来「やってみた」は、普段できないことをあえてやってみるという、チャレンジ精神を試す仕事ではあり、市販製品をただ単純に試すだけでは成立しないのですが、それだけでネタになってしまうというこの状況は如何なものなのだろうか。
販売元の小林製薬はそれを想定してこの広告をつくったのかそれとも、狙ってはいなかったのか定かではないのだが、結果的に日本のみならず海外で話題となっているということはある意味大成功なのかもしれません。
過度にアピールすることなく、そのままの姿を世に広めることで、かえって反響があるといういい実例ではなかろうか。
写真:小林製薬「ハナノア」
http://www.kobayashi.co.jp/seihin/hna/
掲載元
http://www.mirror.co.uk/news/weird-news/japanese-advert-showing-you-how-9600237
(秒刊サンデー:たまちゃん)