新宿前に突如現れた「3D猫」。SNSや各メディアなどでも話題に火が付き、大きな反響を呼んでいます。ビルのスクリーンに3D猫の映像が放映され、まるでビルから飛び出してきそうなリアルさ、巨大な迫力もあり目が釘付けになります。一方で、ビルを見事に再現し、本物の猫ちゃんで試されたという、現代美術二等兵ふじわら(@f2touhey)さんのTwitterでの投稿も再現度の高さがすご過ぎる、ビックリしたと話題になっています。
3D猫
今にも画面から飛び出してきそうな、巨大「3D猫 」です。時には通行人に向かって話しかけてくるようです。
新宿方面に行くチャンスがあったら、ぜひ足を運んで見てみたいですね。
話題の作品
新宿の巨大ネコ すごいよね。うちの巨大ネコもかなり飛び出して見えるんだけど。。。 pic.twitter.com/oGwBnUaeRy
— 現代美術二等兵ふじわら (@f2touhey) July 13, 2021
しばらく、本物の猫ちゃんだとは思わず、途中で気が付いた筆者。
猫ちゃんのくつろいでいる可愛らしい姿と、ビルの再現度の高さに魅せられますね。
Twitterでは、むしろ飛び出てくる、ビルの再現度の高さに脱帽、寝起きのぼーっとした頭であれをスマホで見た時はサイズ感が分からず、しばらく本物と思って見てたなど、本物さながらの再現度に驚かれている声が多数並んでいます。
インタビュー
作者の現代美術二等兵ふじわら(@f2touhey)さん。※以下、ふじわらさんにお話をお伺いいたしました。
⁻ふじわらさんのプロフィールを教えてください。
名前:ふじわらかつひと氏。 籠谷シェーンとともに、アートユニット「現代美術二等兵」として活動中。共に大阪出身、京都市立芸術大学彫刻専攻卒。
1992年より作品発表を開始。 お菓子の世界に駄菓子があるように、現代美術の中にも「駄美術」があっていいのではと、ちょっと堅苦しい現代美術にクスッと笑えるスパイスを加え、見る人誰もが楽しめる作品「駄美術」を作り続ける。展覧会、グループ展多数。現在、ガチャガチャ企画、グッズ展開等活動の幅を広げています。
⁻かなり精巧の作りですが、制作時間や作られようと思ったきっかけは?
制作は2日間です。もともといろいろなものを作っているのですが、新宿の巨大ネコが話題になっていて、おもしろいなあと。うちの猫たちも入れてみたいなと思って、つくってみました。
⁻可愛い猫ちゃんについて教えてください。
モデルは自宅の猫です。オレオくん(4才オス)食いしん坊で本当に巨大ネコです。撮影時、もっと嫌がって暴れるかと思ったのですが、落ち着いてぜんぜん激しい動きはしなかったです。しばらく撮影していたら、そのまま寝そうになったので、降ろしました。
ふじわらさんのセンスと技が光る作品ですね。他の作品も見たくなります。オレオくんは余程、居心地が良かったのでしょうか。寝ようとするなんて微笑ましいですね。
元保護猫の兄妹だそうで、3D猫のモデルは短い毛のオレオくん。妹は長毛ティラミスちゃんです。
優しいふじわらさんのお宅に温かく迎え入れられて、幸せな日々を過ごされているようで良かったですね。
ふじわらさんは、これまでもさまざまなアート作品を手掛けられています。ぜひ、現代美術二等兵ふじわら(@f2touhey)さんのセンスあふれる作品やキュートな魅力の猫ちゃんたちの様子をTwitterでもチェックしてくださいね。
再現と言えば火災のビルの5階から猫が華麗に脱出、猫の身体能力ヤバすぎとネット上で話題にも注目を集めました。
Source:現代美術二等兵ふじわら(@f2touhey)