本日3月11日は、9年前に発生しました「東日本大震災」の日であります。そして毎年この日の午後2時46分から1分間の黙とうを行うというのが恒例行事。そしてオンラインではそれにならい「黙祷なう」とつぶやくという、なんとも本末転倒なツイートが行われるわけですが、今年はコロナで自粛ムードが漂う中、一体どうなってしまうのか。
黙祷なうとは
【お知らせ】政府は本日午後2時30分頃から「東日本大震災八周年追悼式」を国立劇場で実施します。この震災により犠牲となられた全ての方々に対し哀悼の意を表すべく、午後2時46分から1分間の黙とうを行います。#東日本大震災から8年
— 首相官邸(災害・危機管理情報) (@Kantei_Saigai) March 11, 2019
黙祷なうとは、午後2時30分にあわせて、一斉に「黙祷なう」と、ツイッター上でつぶやくことであります。そもそも黙祷とは、読んで字の如し、黙って祈りを捧げるわけで、つぶやいている時点で黙祷になっていないだろう、という意見もあるのですが、そうは言っても祈りを捧げる気持ちは大事であるということで、毎年行われてしまいます。
「黙祷なう。」は良い?悪い?
— 秒刊サンデー公式 (@byokan) March 11, 2018
ちなみに「秒刊サンデー」の調べでは、約6割の方が「黙祷なう」に関して「悪い」と答えております。つまり、黙祷なうをすることが問題であるという認識が多いようです。
黙祷なうするなよ!という意見の中・・・
そんな中、黙祷なうするなよ!という声もあるなか、Twitterのタイムラインを見てみますと、案の定「黙祷なう」を捧げている方が多数。
やはり鎮魂の思いは何であれ、示したいというのが日本人の心なのか、タイムラインは「黙祷なう」で溢れております。
むしろこれが日本のスタイルと言わんばかりですが、コロナで自粛中となり、家に居る方が増える中今回は更に増加したのかもしれません。
昨年も問題となった黙祷なう。果たしてこの風習は今後も増加していくのでありましょうか。