森永乳業は、原料となる乳製品の価格が上がっているとして、3月1日の出荷分から「クリープ」を値上げすると発表しました。
 値上げの対象になるのはコーヒーなどに入れる粉末クリームの「クリープ」6品で、そのうち5品は値段を変えずに容量を4.8%から6.3%減らし、実質的に値上げします。

 乳製品をめぐっては、国内では高齢化で酪農家が減少しているほか、新興国などでの需要が増え、世界的にも価格が上昇していて、森永乳業は「企業努力の限界を超えるものと判断した」としています。クリープの値上げは2015年4月以来、およそ3年ぶりのことです。(29日21:38)
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