泥んこ障害物レース、「タフ・マダー」に1万人超参加

　ぬかるんだコースを走り、泥水の中を泳ぐ障害物レース「タフ・マダー」が6月18日、ドイツ西部のアルンスベルクで開催され、今年は1万2000人の体力自慢が参加した。

　イギリス人弁護士が考案して、2010年に第1回大会が米国東部ペンシルベニア州で行われたこのレースは、16～19キロのコース上に設置された障害物を越えてゴールを目指す競技。レースの勝ち負けが目的ではなく、参加者の精神的、肉体的強さを試すもので、団体競技としてのチームワークとチームの結束が重要視される。

　第1回大会が行われてから今年まで、200万人を超える参加者が世界各国で「ドロ試合」を展開してきた。



（ドイツ、アルンスベルク、6月18日、取材・動画：ロイター、日本語翻訳：アフロ）