はじめに


みなさんは、渋谷から徒歩15分、神泉駅にも近い美術館「松濤美術館」をご存じですか？
こんなところに美術館が？と思うような閑静な住宅街の中にある美術館は、渋谷であることを忘れる上質な空間が広がっているんです。

渋谷の上質な空間「松濤美術館」を楽しもう①建物自体が芸術


渋谷の住宅街にひっそりと佇む「松濤美術館」。

もともと美術館建設計画は昭和48年3月に制定された「渋谷区長期基本計画」の中で、教育文化の向上の一つとしてとり上げられました。

渋谷でも閑静な住宅地であったこの場所には、図書館や区民館などの建設が望ましいとされ、その中で、美術館の建設が決定したのです。

そして、昭和56年10月1日に開館し、現在まで渋谷の地に息づいています。

渋谷の上質な空間「松濤美術館」を楽しもう②建物を楽しむ


「松濤美術館」は決して広い美術館ではありません。

ですが、渋谷という街のすぐわきにありながら、静かで優雅な佇まいで出迎えてくれる、居心地の良い美術館です。

中でも建物の中にある、中庭の噴水は渋谷の喧騒から離れることができる憩いの空間を提供してくれます。その他にもレンガ造りの建物外壁や、狭い敷地を生かすためにカーブして作られた壁などなど……建物自体に見どころがたくさんあります！

渋谷の上質な空間「松濤美術館」を楽しもう③展示も楽しみに


「松濤美術館」では、常設の展示のほかに、期間限定の企画展を行っています。

そのときそのときで、展示の内容は異なりますが、スペースも限られた中での展示はどれも美術館初心者には嬉しいボリューム。

「ちょっと行ってみようかな？」という気軽な気持ちで出かけることができますよ。

企画展の内容については、ホームページからチェックしてみてくださいね。

masamiさん(@kokago)が投稿した写真 -

渋谷の上質な空間「松濤美術館」を楽しもう④アートを切り取って


「松濤美術館」の中には、美術館自体がアートであるように思わせる場所がいくつもあります。

この窓も、水面に映る月を思わせるかのような素敵な空間演出ですよね。ソファー席も館内に多くあり、ゆっくりと時間を過ごすのによさそうです。

中庭の噴水も素敵ですし、階段や吹き抜けもセンスよく、近代的な美術館の雰囲気があります。美術館というより、誰かのお屋敷を訪れたような気持ちになれる場所でもあるんです。

企画展を楽しみに行くのもよし、建物自体を楽しむのもよしの素敵な美術館です。

訪れる人もそこまで多くないので、ゆっくりのんびりしたい人にはもってこい。デートでも、一人での美術館巡りにもおすすめですよ。

◆松濤美術館
住所：東京都渋谷区松濤2-14-14
電話：03-3465-9421
入館料：企画展により異なる
開館時間：10:00～18:00(金曜のみ20:00まで)
定休日：毎週月曜日

松濤美術館



おわりに


いかがでしたか？
渋谷にある美術館「松濤美術館」をご紹介しました。
渋谷から歩いても15分で行けるため手軽にアートに触れたい方におすすめです。
建物自体もとても素敵なので、ぜひ次のお休みに遊びにいってみてくださいね。
情報提供元： 旅色プラス