はじめに


様々な歴史的建造物を楽しむことができる、横浜市中区の「横浜市開港記念会館」。
横浜らしい赤いレンガの建物は、2017年でなんと開館100周年を迎えます。
見ると願いが叶う!?という嬉しいジンクスと共にご紹介します♪

横浜市開港記念会館ってどんなところ?


横浜市開港記念会館は、大正6年、横浜市の公会堂として市民からの寄付によって完成しました。

大正期の二大公会堂建築のひとつであるこの建物は、辰野式フリークラシックという様式で建てられましたが、その後、関東大震災で全焼。
昭和2年に震災復興工事が竣工しました。
戦後、米軍に接収された時代を経て、昭和34年に中区の公会堂に。

現在も公会堂としての役割を果たしながら、明治末期から大正時代にかけての建築様式を今に伝えているんです。

見ると願いが叶う塔って?


横浜開港記念会館にある時計塔、通称・ジャックの塔。
高さは36メートル。国の重要文化財にも指定されていて、内部見学もできます。

このジャックの塔は、神奈川県庁本庁舎の塔(キングの塔)、横浜税関の塔(クイーンの塔)と合わせて、横浜三塔と呼ばれています。

愛称をつけたのは昭和初期の外国船の船員。
彼らはこの3つの塔に航海の安全を祈り、入港の目印としたそう。

これらの3塔を一望できるスポット巡りをすると、“願いが叶う”とも言われています!

館内見学では、美しい内装にうっとり♪


横浜市開港記念会館の見学で、注意したいのが見学日。

こちらは今でも現役で公会堂として使われているため、通常、部屋の内部を見ることはできません。

ただし、見どころの1つである美しいステンドグラスやロビー部分、廊下や階段、資料コーナーの見学は可能で、ボランティアガイドの方に案内してもらうこともできるんです。

また、講堂や1号会議室も見学したい方のために、毎月1回の一般公開日が設けられていますよ♪

◆横浜市開港記念会館
住所:神奈川県横浜市中区本町1-6
電話番号:045-201-0708
見学可能時間:(通常時)10:00~16:00、(一般公開日)10:00~18:00
休館日:毎月第4月曜日(但し、第4月曜日が祝日の場合はその翌日)
※全館貸切の日は見学できない場合があるので注意が必要です

横浜市開港記念会館のページ



横浜三塔が一度に見える周辺スポット♪


さて、横浜市開港記念会館を堪能した後は、ぜひとも横浜三塔が見えるスポット巡りをして願いを叶えたいところですよね。

横浜三塔を一度に見られる場所は、大さん橋、日本大通り、赤レンガパークの3か所です!
これら3カ所を1日で回れば、願いが叶うかも!?

カップルで巡ると結ばれるという嬉しいジンクスもあります。
これら3カ所には目印が設けられていますので、ぜひそこから横浜三塔を眺めてくださいね♪

おわりに


いかがでしたでしょうか?
美しいステンドグラスに、願い事が叶うスポット巡りなど、友だちとのおでかけにもデートにもぴったりの横浜市開港記念会館。
大さん橋には、横浜の名所・ベイブリッジや山下公園が見えるカフェレストランもありますので、ぜひお腹も心も満たしてくださいね♪
情報提供元: 旅色プラス