はじめに

美しい玉石を擁する花蓮の海岸・七星潭。その海岸線が美しい弧を描くことから「月牙灣」というロマンティックな異名も。近隣には、標高48mから月牙灣を見渡せる四八高地、曲がりくねった岸壁のトンネル・九曲洞、高さ1000m以上の迫力ある渓谷・太魯閣大峽谷などの人気スポットが多数。この風光明媚な月牙灣の最高峰に建つ「七星潭水上明月海景渡假旅店HotelMoon」は、太平洋の紺碧の美を堪能できるホテル。インパクトあるバロック調の外装と調度品の豪華さも話題です。

バロックの時代にタイムスリップ!世界中から集められた調度品がズラリ。

バロック調のお城を彷彿とさせる外観、存在感ある彫像、メルヘンチックな色使い、そして目の前には果てしなく広がる太平洋。斬新で見目麗しいホテル「七星潭水上明月海景渡假旅店」は、七星潭エリアの景色をより美しくさせたと評判です。ひときわ目を引くその建物には、ゲストをもてなしたい一心で、オーナーが世界中から集めた美術品や調度品がぎっしり詰まっています。

ガラスで水という字をデザインした鋳造鉄の門、花や動物が描かれた華麗なドーム天井、金色に輝くギリシャの女神が立つ噴水、まばゆいばかりの古典的なシャンデリア、精巧な工芸品であるアンティークのボンボン時計、はるばるドバイから運ばれてきた貝殻装飾のソファ。豪華絢爛な空間に響き渡るのは、クラシカルなグランドピアノの音色。そこはまるで、時空を超えて出現した17世紀のヨーロッパの皇室のお城のようです。

どの客室もまるで撮影スタジオ!“映える”写真が思いのまま。

気になる客室は、10数坪から30坪まで広さが異なる25室で、すべてがオーシャンビューとなっています。室内はロココ調、ネオクラッシック調、ロマン主義などデコラティブなインテリアで飾られ、目を見張るゴージャスさ。天井板、壁紙、壁のペイント、ベッドのヘッドボードの壁装飾、彫刻がほどこされた天蓋、シャンデリア、豪華な家具、絵画などの美術品等々、どこを切り取っても、豪奢の一言。ライティングによって、よりロマンティックな雰囲気を演出することも。

最上階のキング&クイーンルームは、天蓋の支柱の見事な彫刻に注目。

なかでも唯一無二な存在感を誇るのが、「文藝復興國王房(ルネッサンス・キングルーム)」と「巴洛克風情皇后房(バロック・クイーンルーム)」。250年の時を超え、国王と女王が過ごしているかのような贅沢な調度品が並びます。スイートルームには独立したバルコニーがあり、七星潭を一望でき、波の音を聴きながら眠りにつくことができます。

備品類は現代志向。実用性&機能性を重視したセレクトです。

設えは時も国も超えた非日常感がある一方、快適さの追求は現実的。全室に電動カーテンを設置、バスルームには、海外製の温水洗浄便座と七色にカラーチェンジするジェットバス。ベッドスプリングは「シモンズ」、寝具はゆったり、リネン類はふかふか、バスローブやスリッパはピュアコットン製を用意。優しく心地よい触感に包まれてください。

機能性重視のセレクトはバスルームの細部にも貫かれていて、ドライヤーは「ダイソン」、バスアメニティは、1926年創業のフランスの老舗パフューマリー「フラゴナール」。パリのホテル デュ ループルにも置かれているアイテムとあって、優雅なバスタイムが過ごせます。こうした特級階級をもてなすかのような数々の気配りは、心身のリラックスと良質な眠りを導き、朝の目覚めは多幸感あふれるものになることでしょう。

ポーランド製の食器で供される創作料理、いただく空間もまたゴージャス。

インテリアへのこだわり同様、オーナーは飲食環境と美食にも注力しています。ゲストを自宅に招く感覚を持ちつつも、厨房で腕をふるうのは、世界中から特別に招聘したシェフたち。中華レストラン「團圓」と西洋レストラン「「豐香創意料理」では、視覚と味覚の交響楽、そして古今の食芸が織りなす饗宴を体験できます。使用する食材は、契約している小規模農家の野菜や地元・花蓮産のもの。東洋と西洋の素材を融合させ、心を込めて作る創作料理の数々は、ポーランド産のハンドメイドの陶器に盛り付けられ、目にもおいしい、芸術性の高いプレートとなって運ばれてきます。好評なのが「1泊2食+ハーゲンダッツ・アイス×アフタヌーンコーヒー」宿泊プラン。こちらは、オーシャンビューの西洋レストランで、セミビュッフェスタイルの朝食と夕食、ハーゲンダッツが食べ放題のアフタヌーンティーがいただけるプランで、おこもりステイにぴったりです。豪華な設えのなか、ヨーロッパの王室の食事会に招かれた気分を楽しんでください。

バー&シアターがまもなくオープン! 最上階のレジャースペースも大充実。

パブリックスペースも魅力的。最上階には、オーシャンビューのSPAプール、足浴場、アロマテラピールーム、貸し切り可能なガラス張りのカフェがあり、刻々と変わる空の色や月牙灣の潮の満ち引きを感じながらリラックスした時間を過ごせます。遠方には清水断崖、視界を遮るものがない山の景色、新城&崇德エリアの街の灯…と、昼夜ともその眺めは格別。さらなる充実をはかるべく、現在、シーサイドバーと7Dシアターを建設中。こちらは近日オープンの予定です。

おわりに

水上には情が満ち、月明かりがあなたの心をほぐす…。ホテル名にはそんな叙情詩がある「七星潭水上明月海景渡假旅店」。非日常感ある館内で、真の静けさと究極の快適さを体験するひととき…花蓮を訪れる際は、七星潭への滞在を計画してみては。

◆七星潭水上明月海景渡假旅店HotelMoon
住所:花蓮縣新城鄉七星街58號 
電話:+886-3-823-0600
情報提供元: 旅色プラス