はじめに


楽しかった旅も、写真だけでは細かいところまでは忘れてしまうもの。旅行記をつければ、思い出をしっかり残せて、旅行中の楽しさも何倍にもしてくれます。読み返した時に旅の情景がリアルに浮かぶような、そんな旅行記のまとめ方をご紹介します。

文・Photo/上原玲子

旅行記のまとめ方①行く旅ごとにノートを用意する


何度も読み返したくなる旅行記をつくるには、見た目も大事!その旅行専用のノートをまずは用意しましょう。「旅行の下調べや準備をする時が1番楽しい」という人がいるほど、旅行は行く前から始まっているのです。

旅行先で行ってみたいレストランや、ショップ情報などをリスト化してメモしておけば、旅行気分もさらに盛り上がります。
買ったはいいけど結局やらず、というパターンをなくすためには、旅行中持参することがポイント。旅先では気になったことがすぐに書けるように、旅先で持ち歩くバッグにノートを入れておきます。そのため、細長いショルダーバッグだったら細長のノートにするなどの工夫をすれば、カバンからの取り出しやすく書くのが億劫になることもありません。

旅行記のまとめ方②あなたは貼る派?入れる派?


旅先で行った美術館の半券や、乗り物のチケットなどを旅の思い出として残しておきたい人は、旅行記にまとめておきましょう。落ち葉や野の花などをノートに貼って情景を書き込みながらとっておくのも素敵です。その際、どのように整理していくかが大きなポイント。

ポケットファイル式のノートなら日付や目的地ごとに区切って、ポケットにどんどん入れていくだけなので、面倒くさがりな人でも旅先で簡単に整理できます。後でじっくりと読み返したい人は、ノートに1枚ずつ貼って感想などを添えるのがよいでしょう。旅先で買ったマスキングテープなどを使って貼れば、旅の思い出も倍増します。
どちらのパターンも旅日記を充実させるために、使えるアイテムを旅先で積極的に集めましょう。ただ、観光先として用意されているものだけを材料にすると、旅行雑誌を自分でつくっただけみたいになってしまうこともあるので要注意!現地で出会った人や、地元の人が普段利用する喫茶店や商店街など、生活感が見えるところからも材料を集めると、その土地のカラーが出てオリジナリティもアップします。

旅行記のまとめ方③カバーは長年利用できるものを選ぶ


持ち歩くほどに風合いが加わる革カバーを用意して、中身のノートを旅行ごとに取り替えるようにすれば整理も簡単。おすすめは『トラベラーズノート』。リフィルの種類も豊富で、ノートの紙選びからジッパーケース、ポケットなど自分好みにカスタマイズができるのが魅力です。レギュラーサイズとパスポートサイズの2種類があって、旅行用のバッグの大きさに合わせて選ぶことができます。
”手にとって旅に出たくなる”。そんな思いからつくられたトラベラーズノートなら、旅先で気になったことを書き留める時に、抜群のデザイン性と使いやすさで旅のよきパートナーとして活躍してくれるはず。

【商品情報】
トラベラーズノート 
レギュラーサイズ 価格4,320円(税込) サイズH220×W120×D10mm
パスポートサイズ 価格3,456円(税込) サイズH134×W98×D10mm


トラベラーズカンパニー



旅行記のまとめ方④読み返したくなる書き方


旅行記は奇をてらうのではなくて、自分が感じたままを素直に書きましょう。それでこそ、読み返した時にリアルにその時の情景がよみがえり、また旅をしているような気分が味わえるのです。お気に入りのペンを持って、イラストを描くのもおすすめ。色鉛筆やクレヨンなどで描いてもいいですね。旅に持って行かれるように、小さな水彩画セットなども販売されています。描いている時間が長いほど、思い出として残るものも増えていきます。

再訪する時の資料として旅行記を読み返すことがある人は、お金のことを書いておくと便利です。前の旅行よりも節約するコツがつかめて、お得な旅が目指せますよ。

おわりに


旅の思い出が凝縮された旅行記を残すことは、あなたの旅をより豊かなものにしてくれます。ただ、旅行中に書くことを意識しすぎたり、のめり込んでしまったりしては本末転倒。旅行自体を思いきり楽しみつつ、ちょっとした休憩時間や宿での滞在時などに無理のない範囲で楽しみながら書きましょう!
情報提供元: 旅色プラス