はじめに


日本を代表する建築家の隈研吾氏がデザインを手掛けた2つの宿がこの春でオープンします!
新国立競技場を設計したことでも注目される隈氏の建築を身近に感じてみませんか?

建築家・隈研吾氏とは?


隈研吾氏は日本を代表する建築家といえます。木材や瓦などを使い、和のテイストを感じさせれるその作風から”和の大家”とも呼ばれ、その土地土地の環境や文化に溶け込むヒューマンスケールのやわらかなデザインが特徴です。

建築家を志したきっかけが、1964年の東京オリンピックのために丹下健三氏が設計した代々木体育館に感銘を受けたことだったそうですが、この夏に迫った2020年夏季東京オリンピック・パラリンピックのメイン会場となる新国立競技場の設計を手掛けており、ますます注目度が高まっています。

そんな隅氏がデザインしたホテルとはどんなものなのでしょうか。

オープンは6月5日(金)! 「ふふ 奈良」


1つ目は、2020年6月5日(金)にオープンする「ふふ 奈良」。奈良公園内に初めて建設されるリゾートタイプのホテルで、大和張りや奈良格子、連子格子など古都ならではの景観や奈良の魅力を味わえるホテルとなっています。

居心地のいいリビングや、天然温泉が楽しめる全室に完備された客室露天風呂のほか、薬草を使ったここでしか体験できないラグジュアリーなスパも併設されています。


◆ふふ 奈良
住所:奈良県奈良市高畑町1184-1
電話番号:0557-52-6606

4月16日(木)開業! 「エースホテル京都」


2つ目は、2020年4月16日(木)に京都にオープンする、日本初進出の「エースホテル京都」。建築デザイン監修を隈研吾氏が、内装デザインをLAを拠点とするコミューンデザインが担当しています。進化と伝統が共存する京都ならではの「East meets West」というテーマのもと、オリジナルアートや空中庭園など日本の意匠と西洋のテイストを融合させたデザインとなっています。

各客室にはターンテーブルやギター、オリジナル家具やアートが置かれ、ロビーではイベントも開催。そのほか、レストランやコーヒーショップ、ミーティングスペースやウエディング会場も併設されます。


◆エースホテル京都
住所:京都府京都市中京区姉小路通東洞院西入車屋町245‐2
電話番号:075-229-9001

泊まることのできるアート、名建築宿


有名な建築家によって設計されたり、歴史的価値があるなど”名建築”と呼ばれる宿に泊まれば、滞在するだけで歴史やアートに触れることができます。こだわりの詰まった空間で非日常の時間を過ごす、そんな心豊かな時間を過ごす特別な旅行はいかがでしょうか?

日本各地にある、名建築に泊まれる宿の特集をご紹介します。


「泊まる、というアート体験。名建築宿の世界へ」



おわりに


日本を代表する建築家・隈研吾氏が手掛ける今年の春オープンする宿。オリンピックを目前に控え、ますます注目が集まる隈研吾氏の建築をはじめ、名建築に泊まるという特別な体験をぜひして下さい。

情報提供元: 旅色プラス