はじめに


やろうと思ってもなかなか時間が取れず後回しにしがちな自分を振り返る時間。なにかに迷っていたり、立ち止まってしまったときこそ、旅をしてみませんか。自分を見つめなおす時間に旅に出かけてみると、忙しい毎日では見えてこなかった、意外な自分自身に出会えるかもしれません。

自分探しの旅で見えること①自分の小ささ


旅先でしか見ることができない広大な景色は、自然の力強さ、広大さと向き合うことで自分自身の存在を見つめなおすきっかけを与えてくれるものです。
悩んでいた事がとても小さな事に思えたり、本当は何を大事にすればいいのか、という事が見えてきたりします。

消極的だった考えが積極的なものへと変わるなど、繰り返しの毎日の中では気づけなかった新たな自分が顔を出し、価値観の変化を実感することができるかもしれません。

自分探しの旅で見えること②頑張っている自分への問い


仕事に追われる毎日だと、仕事が生活の中心になって一日が回ってしまう、ということが起きがちです。仕事が充実しているのであればなにも問題はありませんが、もしそれが自分のしたいことではないのなら、「仕事が大事なのはなぜか?」「誰のために仕事をしているのか?」そういった簡単に答えがでない問題にとらわれてしまいます。

そんなときも、旅先で出会う人達が、自分の純粋な心を思い出すきっかけになることもあります。心をいったんリセットしてみると、もやもやしていた心がすっと落ち着くこともあります。自分探しの旅をすると、自分や周囲の人をこれまで以上に大事にできるようになることが多いようですよ。

自分探しの旅で見えること③自分の可能性を感じる


自分探しの旅に出ると、旅先で日常からかけ離れた時間を過ごしているうちにたくさんの感動に出会うことも。心に感動を覚える時間がたくさんあると、しぼんでいた心が元気になります。

これからの自分の人生に意欲がわいて、自分の可能性を感じられるようになるかもしれません。

自分探しの旅で見えること④過去との決別


多忙な日々を送る私たちにとって、ふと立ち止まって自分と向き合う時間を持つための“きっかけ”というのは、なかなか訪れないものです。

自分の中にある不満を抱えながら、毎日を過ごしている……という方も多いはず。思い切って自分探しの旅に出ると、今までの不満に対して見直すよい機会になります。心に溜まっていた「これしかない」という不満が、「こんなにある」という満足に変わったり、物事のいい面を見つけられることで、不満の日々から決別できる可能性がぐっとあがりますよ。

自分探しの旅で見えること⑤達成感を感じる


自分探しの旅は、大抵計画的にはじまることはありません。タイミングが突然現れ、ふらっとひとりで出発する……という方が多いそう。ですが、旅に出るには、最低限の準備や予約が必要です。

誰かに頼ることなく、自分一人で旅に出かけて、旅先で過ごし、帰宅する。そのひとつひとつの旅のスケジュールを自分ひとりで行うことで、達成感が感じられるはず。日常で達成感をあまり感じる機会が少ない人ほど、自信がつくよい体験となることでしょう。

おわりに


旅先で出会う人々や風景は、色あせない大切な宝物となるはずです。内容や目的によって、自分の心をきちんと知ることができるのが、自分探しの旅の魅力。一度きりの人生、素敵な旅をして新たな自分を見つけてみてはいかがでしょうか。



情報提供元: 旅色プラス