はじめに


最近、スー女が増え、再び盛り上がってきた相撲。
実は、試合や力士以外にも大相撲は、隠された魅力がたくさんあるんです。
今回は、そんな大相撲観戦についてご紹介いたします。

スー女と相撲


改めて、スー女とは20代を中心に相撲にハマる女性たちのことを言います。
最近では女性の相撲ファンのための相撲雑誌が発売されており、芸能人の間にもスー女はたくさんいます。

相撲は、日本文化の一部で、ルールもわかりやすいため、女性でも観戦しやすいスポーツです。

さらには、イケメン力士の遠藤聖大(えんどうしょうた)さんや、ゆるかわキャラにもなった千代丸(ちよまる)さんなどの若い力士を中心に、見た目と中身の可愛さのギャップから、相撲にハマる女性も多いんだとか。

しかも、相撲の試合だけでなく、グルメや買い物など相撲観戦は一日中楽しめるんですよ。
それでは、相撲観戦ビギナーさんのために相撲観戦のポイントや流れをご紹介いたします。

Ikuさん(@1kumomo)が投稿した写真 -

東京場所の日程とチケットの取り方


よく、相撲の試合で聞かれる「場所」という言葉ですが、これは、定期的に開かれる大相撲の興行のことを言います。

特に東京の両国国技館で行われる本場所は、1場所15日制で1月の初場所、5月の夏場所、9月の秋場所が行われます。
ちなみに大阪・名古屋・福岡にて地方場所が各1回行われており、これを「地方巡業」と言います。

両国国技館で迫力ある相撲を実際に見るには、まずチケットが必要となります。
相撲を満喫するには「マス席」が断然おすすめです。

最近では、ぴあなどでチケット購入ができますが、両国国技館の中にある昔ながらの「お茶屋」さんでもチケットを買うことができます。

お茶屋さんでチケットを買うと観戦当日、席まで案内してくれたり、食べ物や飲み物の御用聞きをしたりと、至れり尽くせりのサービスを受けるので、お姫様やお嬢様気分になれますよ。

ちなみに、お茶屋さんによってサービスは違いますので、事前に確認しておくと安心です。

相撲観戦当日の楽しみ方その①


チケットを確保したら、あとは当日を思う存分楽しむだけです。
相撲観戦を楽しむポイントは「なるべく早く国技館に入る」ということです。

新弟子による前相撲や、序の口、序二段といった番付下位の試合は朝の8時30分より開始されるので、第一試合から見るつもりで入場するとおすすめです。

まずは、両国国技館グルメを朝食に摂りましょう。
大き目のとり身とつくねで食べごたえが十分な国技館地下の焼き鳥や、アツアツのピザなど、軽めに食べることができます。

朝食を終えたら10時から相撲観戦!
ではなく、幕内の時間にできない国技館散策を午前中に行いましょう。
場内には、押さえておきたい場所がたくさんあります。

記念撮影は、遠藤からお姫様抱っこをしてもらえるパネルや、大相撲プリクラ、ゆるキャラひよの山の着ぐるみもおすすめです。

記念撮影が終わったら、お土産購入も早めに済ませておきましょう。
お土産はたくさんあり、全部を見て回るには結構な時間がかかります。
国技館のお土産屋は、全部のお店がちょっとずつラインナップが違うのでじっくり吟味して購入するのがベストです。

相撲観戦当日の楽しみ方その②


お土産購入が終わったら、昼食タイム。
相撲と言えば、やはりチャンコ鍋ですよね。
チャンコを食べるなら2Fの食事処か、地下の大広間でチャンコ鍋が食べられます。

13時から14時は、有名幕内力士が国技館に入る時間帯になりますので、入り待ちを楽しみましょう。
誰かわからなくても、たいていはファンの方による力士の名前を呼ぶ応援が入ります。

また、力士の方は、自分の浴衣に名前が印刷されているので、浴衣を見ながらの入待ちも楽しめます。
力士の大きさを間近で感じることのできるスポットです。

力士の入りを見終わったら、いよいよ相撲観戦です。
14時前後から十両の取り組みや土俵入りが始まりますので、撮影をここでしておきましょう。

相撲は、ほかのスポーツと違って、撮影OKですが、通路を塞いだりして、ほかの観戦者の邪魔はしないようにしましょう。

千秋楽であれば、結びの取り組みのあとに表彰式があります。
優勝トロフィーやインタビューのほかに、祝賀会用のすき焼きの材料や飲み物、デザートのマカロンの授与式も見ることができます。

最後は、行司さんを胴上げして、行司さんに宿った神様を天にお返しする儀式を行います。
千秋楽の日は、その後は優勝パレードとなりますが、人がとっても多いので観戦ビギナーさんはパレードよりも表彰式をゆっくり楽しむ方をおすすめします。

◆両国国技館
住所:東京都墨田区横網1丁目3番28号
電話番号:03-3623-5111

両国国技館



おわりに


両国国技館での相撲観戦についてご紹介しました。
最近では、和装デーなどもあり、楽しいイベントも開催されています。
朝からちょっと忙しいスケジュールですが、これで両国国技館を満喫できますよ。
また、和服デーなどの楽しいイベントも開催されていますので、イベントもチェックしてみると数倍楽しめますよ。
そして、観戦のあとは両国のちゃんこ屋さんで、相撲観戦の余韻に浸りながら美味しいちゃんこ鍋を食べてみてください。
情報提供元: 旅色プラス