はじめに


秋や冬の寒い季節は、お家でおいしいお菓子とお茶でゆっくりと過ごしませんか?
今回は、逃さずチェックしたい秋冬限定のお菓子のお取り寄せをご紹介します。

鳴門うず芋


徳島県で昭和4年に創業した「栗尾商店」は、鳴門金時を使ったお菓子を専門とする老舗の和菓子屋です。鳴門海峡の砂地で育った鳴門金時は、ミネラルをたっぷりと含んだ上品な香りと素朴な味が魅力のサツマイモで、ベータカロチンやポリフェノールなどの健康にいいとされる成分も入っています。

そんな鳴門金時を使ったお菓子「鳴門うず芋」は、創業以来80年余り作られている「栗尾商店」の看板菓子。熟練の職人によって包丁で一枚一枚切り分けられた鳴門金時を、特製の密床に漬けて乾燥させたもので、素材のそのものの美味しさをそのまま味わうことができます。鳴門金時本来のうまみや甘み、風味を損なうことなく、糖蜜の深みのある美味しさが加わった「鳴門うず芋」は、6年連続でモンドセレクションの金賞を受賞しているほか、今では阿波を代表する銘菓としても知られています。

軽い歯ごたえを楽しんだり、火であぶって甘みを楽しんだりと、多くの人に愛される味のお菓子です。


鳴門うず芋



しあわせぽてと


紅あずまを使用した、和風とも洋風ともいえる新しい感覚のスイートポテトが「しあわせぽてと」です。山梨県で明治36年創業の老舗「竹林堂」の人気商品で、山梨県産業展の名誉大賞や、全国菓子博覧会で受賞し、さらなる注目を集めています。

紅あずまを裏ごししたものと角切りにしたものを生地に一緒に練りこみ、ふっくらと焼き上げているので、同時に2つの食感が楽しめるのが魅力的。「ひとつ食べれば幸せがひとつやってくる」という謳い文句の通り、ほっこりとした気分になれる素朴な美味しさです。

個包装になっていて、ひとつひとつの袋の中にスプーンも入っているので手土産としてもおすすめですよ。


しあわせぽてと



京紫玉


「京紫玉」は、都嵯峨野で京菓子の伝統と新しさを追求している「鶴屋長生」オリジナルの京都らしい逸品です。寒天に黒糖の入ったこし餡を入れてまん丸の形にし、桧扇の黒くてつやつやとした実に似せた「京銘菓 うば玉」とともに、「鶴屋長生」を代表する看板商品となっています。

期間限定の「京紫玉」は、純国産の紫イモを使った餡が入っているもの。しつこくない粘り気のある食感、紫イモの独特の風味はこの季節だけのお楽しみです。

食べやすいひと口サイズで、お茶にも合うのでちょっと優雅なお茶の時間を過ごしたいときにおすすめです。見た目に品があるので季節感を意識したギフトにもぴったりですね。



京紫玉



おわりに


逃さずにチェックしておきたい、秋冬の限定お菓子のお取り寄せをご紹介しました。
全国の銘菓をお家でゆっくりと楽しみませんか?

情報提供元: 旅色プラス