毎年3,000羽もの白鳥が訪れる。「佐潟」を楽しむ3つのポイント
旅色プラス 2016年10月19日 18:23:00
はじめに
新潟県新潟市に位置する「佐潟」は、日本で最も大きい砂丘湖です。
全国でもトップの白鳥飛来数を誇る新潟市の中でも、その美しい風景と白鳥も羽を休める豊かな自然が認められ、ラムサール条約にも登録されています。
そんな「佐潟」の魅力と見どころをご紹介します。
新潟県でも随一の白鳥飛来地・佐潟ってどんなところ？
ラムサール条約にも登録されている新潟県新潟市の「佐潟」は鳥屋野潟、福島潟と並んで白鳥飛来地として知られています。
佐潟は、砂丘と砂丘の間にできた窪地に水が溜まってできる砂丘湖としては日本でも一番大きい湖。湖の水は、川からではなく雨水と湧き水であることも、特徴の一つかもしれません。
佐潟には208種類の鳥類が生息していることも確認されているくらい、動植物の豊富な場所です。夏には蓮やヒシなどが湖面に広がります。
動植物にも愛される、自然豊かな佐潟なら、ラムサール条約に登録されているのも納得ですね。
新潟県公式観光情報サイト にいがた観光ナビ
佐潟の白鳥を観察するなら「佐潟水鳥・湿地センター」へ
白鳥をはじめとする渡り鳥や、野鳥が多く生息する佐潟。
そんな佐潟で白鳥に会いたいと思ったら、まずは「佐潟水鳥・湿地センター」へ行ってみましょう。
「佐潟水鳥・湿地センター」には野鳥の観察スペースもあり、初めて白鳥を見るという方も安心。11月〜2月、冬シーズンに約3,000羽も訪れる白鳥を見るなら、田んぼにご飯を食べに出かける朝か、眠りに戻る夕方がオススメです。
◆佐潟水鳥・湿地センター
住所：新潟市西区赤塚5404-1
電話：025-264-3050
開館時間：9:00～16:30(11月～2月の土・日は7:00～)
料金：無料
休館日：月曜(祝日の場合は翌日)
駐車場：250台(無料)
新潟市観光情報サイト
水と土をつなぐアートに触れる「水と土の芸術祭」は必見！
新潟市には、佐潟以外にも多くの潟があり、水辺は古くから人々の日常に欠かせない場所となっています。
そんな新潟市ならではの魅力と文化をアートで発信しようと、新潟市では2009年から「水と土の芸術祭」を3年ごとに開催しています。
佐潟などの水辺を回るツアーや、アート作品などが登場し、身近にアートに触れられるイベントです。次回開催は2018年だそうですから、今から楽しみですね。
水と土の芸術祭
佐潟や新潟観光のお土産にもぴったり！ 越後亀紺屋のかわいい手ぬぐい
佐潟のお土産に、新潟観光のお土産に、記念に残るものを探しているなら「越後亀紺屋 藤岡染工場」のてぬぐいがオススメです。
江戸時代に創業され、今もなお伝統的な技を使いながら、新潟らしいモチーフやお洒落なデザインで作り出される手ぬぐいには、佐潟に飛来する白鳥がモチーフになったものもあります。
雑誌などでも紹介されるほどかわいい手ぬぐいは、思わず何枚も欲しくなってしまうこと間違いなし。型染めされた手ぬぐい以外にも、がま口財布やトートバッグなど可愛らしい布小物がたくさんありますよ。
越後亀紺屋 藤岡染工場
おわりに
新潟らしい豊かな自然風景を感じさせてくれる砂丘湖・佐潟は、白鳥など渡り鳥の飛来するまさに自然の宝庫とも言える場所。
自然やアートの魅力がぎっしり詰まった佐潟で、楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？
情報提供元： 旅色プラス