はじめに


ホテルの横は「二二八記念公園」、周囲には総統府をはじめとした歴史的建造物を多数擁する、台北駅の南西地区。台北駅からも台大醫院駅からもアクセス可能で、繁華街の西門町までも徒歩10分という好立地にありながら、あまり商業化されていない地域です。
ここで見つけた隠れ家的ホテルが「Hotel MEZI Taipei」。スタイリッシュな外観の建物を一歩入ると……そこには『不思議の国のアリス』の世界観が広がっています。

不思議の国へは、赤ビキニの白ウサギがご案内!?


ホテル名の「MEZI」とは、驚きを意味するAmazingをもじった造語。Magic(魔法のようなサプライズ感)、rElax(心からのリラックス)、coZy(こじんまりとした居心地の良さ)、Irresistible(絶対的な立地の良さ)という意味を込めて名付けられたのだそう。すべてのゲストの感性を刺激し、より強く記憶に残る、アメージングな滞在を約束してくれます。

ホテルに足を踏み入れたなら、あなたはもう、ウサギの洞穴に迷い込んだアリスの気分に。エントランスには、物語のモチーフのチェスにインスピレーションを得た、白黒チェッカーのタイル。その先には、不規則に並べられた色とりどり&多種多様なマジョリカタイル。不思議なコントラストに軽い驚きを覚えながら歩みを進めると……突き当たりには白ウサギのオブジェがお出迎え。絵本のウサギはチョッキ姿ですが、赤いビキニ姿というところに遊び心を感じます。

麗しさと快適さを追求した絶妙なインテリア



客室は全100室。6坪のツインルームから18坪のワンダフルスイートまで、部屋のタイプは6種類あり、いずれも『不思議の国のアリス』の世界観が表現されたインテリア。白ハート模様の赤いカーペットと白黒チェッカーのデザインを効果的に取り入れ、ゴシック調でありながら、印象はすっきりシンプル。さりげなく置かれた白ウサギモチーフの椅子が、最高のアクセントになっています。また、エストニア出身の気鋭のアーティストEiko Ojalaのペーパーカットイラストレーションを融合させたタイプもあり、こちらはちょっとポップな印象に仕上がっています。

パークビュールームは、窓一面に広が二二八記念公園の緑がポイント。その抜け感の良さ、見晴らしの良さは、昼間のお出かけが惜しくなるほどですが、夜が更けて戻ったときには、窓いっぱいの星空が迎えてくれます。しばしカーテンを開けて、ベッドから夜空を眺めて過ごすのもおすすめです。

スカイガーデンでのティー&バスタイムは格別!


大人気なのは、ワンダフルスイート「空中花園VIP」ルーム。街中に建つホテルとしては珍しいバルコニーがあり、カフェテーブルはもちろん、なんとバスタブが備え付けられているから驚き!

朝日を浴びながらのモーニングバスもよし、夜景を眺めながら、ゆったりと半身浴をするもよし。どちらにしても、とびっきりの非日常感を体感できるはず。

スタイリッシュな空間で季節感ある料理に舌鼓



インパクトあるインテリアは、レストランスペースにも。ゲストはここで朝食の無料サービスを受けられるほか、ランチ&ディナータイムには、いちじくのピザ、ミートボール、かぼちゃのポタージュ、トマトソースのパスタ、トリュフ風味のフライドポテト等々、季節ごとに変わるメニューを味わえます。

蛍光色が交錯するバーで、目にも美味しいカクテルを


夜ともなれば、シャンデリアに光が灯り、カウンターテーブルが妖艶にライトアップされ、眩惑のラウンジバーに変身。街歩きから戻ったあとは、こちらに立ち寄ってバーテンダーの特製カクテルでひと息ついてはいかが。あるときは童心を呼び起こす場所。またあるときは成熟した大人好みの空間に……それが「Hotel MEZI Taipei」のマジックといえそう。


洞穴の先に広がる不思議の国をイメージしたホテルながら、旅の計画に迷う……なんて心配は無用。ローカルならではのオススメ情報が欲しいときは、気軽にスタッフに声をかけて。とっておきのスポットを巡って、記憶に残る台北滞在を。


◆Hotel MEZI Taipei日暉酒店
住所:台灣台北市中正區襄陽路4號
電話:+886-2-6617-6666





情報提供元: 旅色プラス